内容説明
アメリカの「核の傘」は地球全体の安全を守ってきたが、人々が気づかないあいだに破れただけでなく、その裂け目が日増しに大きくなりつつある。我が国が長いあいだ享受してきた天下泰平の世が一挙に変わり、暗雲が垂れ込める情勢になってしまった。この本の中で私は、国際社会でいま何が起きているのか、どうしたら日本の安全と経済の安定を取り戻せるのか、最新の世界情勢を伝えながら、明らかにしたいと考えている。(「まえがき」より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くものすけ
11
アメリカの核による抑止力が低下している為、ロシアが核をちらつかせ非核武装国であるウクライナ侵略を許してしまったという見解に肯いた…米国は60年前の核戦略をアップデートしていなかった為、ロシアに核戦略・宇宙戦略で先越されてしまったという…しかしながら、果たしてそれが本当にそうなのかという疑問は残りました…2025/03/19
九曜紋
7
ロシアのウクライナ侵攻を受けて書かれた本書。在米の日本人ジャーナリストとして長年にわたり米国ウオッチを続けてきた日高氏だが、いささか精彩を欠く印象。御歳87歳を迎え、さすがにお疲れなのだろうか?巻末に「私も歳をとりました」的な独白が書かれていて、寂しさを禁じ得ない。引き際を感じておられるのかもしれないが、いまこの時点で筆を置かないでもらいたい。私のようなコアなファンがいる限り、書き続けて欲しいと思うのは私の身勝手なのだろうか? 2022/07/09
くらーく
2
日高義樹のワシントン・リポートは、ときどき見ていましたね。昔は、このような海外情報番組がありましたが、最近はあまり見かけないような。民放だと、報道特集くらい? ところどころ、著者の「私はあなた達と違う」臭もしますが、それは団塊世代の特徴として。 最後に、「私の努力が、誰かに引き継がれていくことを祈っている」って、無責任じゃない?組織だったら、引継ぎは必須だけどさ。まあ、この辺が、ねえ。長い間、お疲れ様でございました。2025/03/20
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