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内容説明
「贅肉が気になるので、痩せたい」「若い時のように筋肉を付けたい」「以前のように持久力を戻したい」
中年になって、そんな思いでスポーツジムに行っても、なかなか思い通りになりません。特に、若い頃にハードにスポーツをしていた人は、だれもが経験しますが、その頃と同じハードなトレーニングをしても、効果はほとんど現れません。また、ダイエットしても、若い時のように、痩せません。
これは、男性にとっても更年期があり、テストステロン(男性ホルモン)の減少するかれです。テストステロンとは、勇気やチャレンジ精神、精力の源泉ともいわれる男性ホルモンのひとつで、筋肉の形成と、肥満の解消に大いにかかわっています。
これを無視して激しいトレーニングをすると、中枢神経系の働きが阻害され、テストステロンは生産されにくくなり、運動しても筋肉がつかず、また痩せにくい体になってしまいます。
そこで、本企画は、男性の更年期(男性ホルモンの減少と性ホルモンのアンバランス化)と、それによるトレーニングと身体の関係の変化を解説し、著者によって工夫された、テストステロンの減少を抑え、筋肉を増やし贅肉を減らすのに効果的なトレーニング方法・メニュー、食生活の注意点、睡眠法などを紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
114
40歳を過ぎる頃から中年太りになるのは、テストステロンの減少により体脂肪や内臓脂肪が増えるから。テストステロンが減少する50歳以降の筋肉トレーニングは「中の強度・短い休息時間で、負荷量の多いトレーニング」が望ましい。それと共に生活習慣では、1回の食事で25〜30gの高品質のタンパク質摂取と、体に良い脂肪は、主に野菜、ナッツ、種子、魚から摂取し、2〜3時間ごとに食事をすることで、代謝機能を最大に保つことができる。さらにフルーツと野菜で食物繊維を供給し、睡眠は少なくとも1日7時間は取るように心がけましょう。2022/10/21
booklight
35
【拾読】そろそろ本格的に痩せねばと思い、運動を始める…前に筋肉の本を読む。歳を取ると、筋肉が減って代謝が悪くなるので、太りやすくなる。なので、若い時よりも意識して運動をしてたんぱく質を取ることが必要。たんぱく質は少なすぎても多すぎても効率的が悪い。25~30gがよい。粉プロテインは吸収が悪いのでお勧めしない!睡眠は7時間以上推奨。睡眠時間を削ってまでトレーニングはしない。筋力アップと筋肥大と持久力アップは別。トレーニングも違う。中程度の負荷を休みを短くすることにより、けがも少なく筋肥大も最大化できる。2023/07/15
Tenouji
27
加齢とともに、運動能力の低下は感じていたが、50を境に、生理的な面での変化が大きく、体質の変化、筋力の低下を感じるようになった。ランニングではあるが、週1の高負荷練習では以前のように筋力、体力が維持できず、負荷を落とした練習をこまめにやった方がいい印象。それは、ホルモンの影響だったのか!2023/01/25
原玉幸子
22
そやねん。器具を使っての筋トレは彼此35年ばかり。でも、最近100kgのフリーウェイトのベンチを落として死にかけ、ちょっと痩せてからは、その100kgが挙がらなくなってしまい、副題通り「若いときとは違う」への嘆きを改めて意識します。本の中味を敢えて言えば、昔必死になって覚えた「テストステロン」(という用語)に纏わる解説一辺倒、結局メッセージは「酒は飲むな、鍛えろ」なので、私にとっては「あれっ、どうやって鍛えるんだったっけ?」の時にぱらぱら参照する、筋トレ種類の解説本=辞書なだけです。(●2022年・冬)2022/12/10
ひと
21
50代になり、トレーニング方法を見直した方がいいだろうな(そもそもたいしてやっていない問題はあるが)と思って読んでみた。内臓脂肪が増えないように、目指すは筋肉量の増加。運動のパフォーマンスや筋力じゃない。加齢に伴うテストステロンの減少を考量したトレーニングが必要。ベースとして食事と睡眠の方が重要で、トレーニングは回数を10~15のレップ数で。プロテインパウダーと筋トレ後の有酸素運動に否定的だったところが、これまでに読んだトレーニングや健康本と異なるので、目的に合わせた検討が必要そう。2023/06/14