入門 Web3とブロックチェーン

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入門 Web3とブロックチェーン

  • 著者名:山本康正
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2022/07発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569852386

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内容説明

2022年に入って頻繁に耳にするようなったバズワード「Web3(Web3.0/ウェブスリー)」。NFT、DeFi、DAOなど、様々な関連ワードも飛び交っているが、端的に言えば、Web3とは「ブロックチェーンを活用した次世代のWeb」のことだ。ブロックチェーンは暗号資産(仮想通貨)を生み出したことで知られるが、まだまだ大きな可能性を秘めている。クリエイターとファンの関係を変えたり、会社と従業員の関係を変えたり、消費者と企業の関係を変えたり、さらに選挙や国家の形まで変えてしまうかもしれない。その変化を予測しておくことは重要だ。一方、過剰に理想論的に語られることも多いという問題もある。正しく未来を予測するためには、技術に基づいた冷静な視点が必要だ。本書では、世界のテクノロジーの動向をウォッチし続ける著者が、Web3のブームの虚実を解説する。スタンフォード大学・筒井清輝教授との特別対談も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつJapan

17
【良かった】● 新書なのでページは少な目。この分野をさらっとつかむにはちょうど良かったです。 ●若干バズワード的になっているこのWEB3に対しての冷静な目に賛同できた本。 ●DAOの可能性。 ●技術的に土台にあるものはブロックチェーン。2022/11/05

ゼロ投資大学

3
Web3とはブロックチェーンを活用した新しいWebの世界のことを指す。インターネットの歴史は、「閲覧するだけ」のWeb1.0、双方向のアクションが実現したWeb2.0、脱中央集権で情報を管理するWeb3と進化してきた。ブロックチェーンはNFT、DAO、DeFiといった新しい概念を生み出した。2022/12/21

茶々丸

2
昨今話題のWeb3とその基盤技術の一つであるブロックチェーンについて、その未来像を述べている。また、その応用としてのNFT、 DAO、トレーサビリティの可能性についても分かりやすく語っている。 この本が良かったのは、あまり技術の中身について立ち入っていないこと。理系の人には不十分かもしれないが、技術音痴の私にはこれくらいが適当。また、この手の本は、著者が業界の企業経営者だったりして、業界の明るい未来を礼讃して終わることも多いが、本書の著者はきちんと今後の課題や注意点についても触れているので安心感がある。2022/09/17

Masaki Sato

1
Web3がバズワードになって定義がふわふわしているが、ブロックチェーンを使った次世代のWeb。DAOのようなプロジェクト型の組織で、メンバー実績が見える化されてしまうので、できる人とそうでない人の格差が広がるという。従来型組織の調整力みたいなものは価値がなくなるとまで書かれているが、人間が仕事している以上そこまで行きつくかはやや疑問。グーグルが導入しているピアボーナスで貢献を評価する仕組みは参考になった。2023/05/20

ユウジヤン

1
著者が投資家目線の視点を加えた解説書。Web3の解説書はスタートアップ起業家によるものが多く、理想論やポジティブ面ばかりが強調されるきらいがある中、客観的に批判的な論評も部分的に展開されている。ただ、規制当局目線や法的位置づけなどの問題・課題への言及はない。著者の慧眼な視点による解釈・予測はなるほどと思わせる点はあるが、新書だとしても内容の分量は薄い。消化不良感を感じる一冊。最終第4章ではトレーサビリティに関する記述で、続いて対談を載せて終わるなど、尻切れトンボ感が大。著者の知見は優れているだけに残念。2022/08/12

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