のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト

著者名：三輪一雄

偕成社（2022/07発売）

• ISBN：9784033121505

内容説明

大昔の海に生きていたが今は絶滅してしまったアンモナイト。でも同じ仲間だったオウムガイは今も深海で生き続けている。なぜ？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[けいぴ]

今年の読書旬間のおすすめ本はこれに決めました。オウムガイの適応力と運の良さ。

2020/06/22

[かおりんご]

読み聞かせ（136）科学的読み物として紹介。アンモナイトとオウムガイに興味をもった様子。オウムガイの進化に驚いていた。難しい表現があるし、ちょっと長いけれど、低学年でも楽しめます。

2014/09/26

[たまきら]

恐竜と鳥、で進化について色々知識は入っていたオタマですが、オウムガイは見たことがないので興味を持つまで少しかかりました。夕飯にイカのフリッターを作ったら「オウムガイも同じ味なのかな」あはははは。

2017/02/04

[いろ]

思っていたより，ガッツリ科学知識絵本だった。もう少し登場する生き物達が擬人化されていて，たくさん話したりする展開かと思っていたけど。それでも，８歳男児は，夏休み辺りで恐竜時代の話題に触れる事も多くなり，アンモナイトもよく目にしていたので，興味を示して，しっかり読めていたのでよかった。最後の年表に指を挟み，読んでいる間，度々「これはこの時代だ。」と確認している＾＾ 文章も説明的ではあるが，物語調の流れで子供でも分かりやすいので，十分楽しめるし，古代生物に興味を持つきっかけになりそう。何より絵が好きv

2016/10/11

[はるる]

進化の不思議をわかりやすい物語にした一冊。説明がシンプルで子どもがひじょうに喜んでくれる。 せっかちなアンモナイトは一時期、海で勢力をのばすが、結局は絶滅してしまう。かたや深海で細々といのちをつないだのんびりやのオウムガイは、今も絶滅せずに何億年といのちをつないでいる。 擬人化しているのでわかりやすく、話に引き込まれる。話のもっていき方に少々乱暴さを感じるけれども、それが子どもにとってのおもしろさ、わかりやすさにつながっている。

2020/02/27