内容説明
日韓の歴史問題は、なぜ解決の糸口さえも見出せないのだろうか。国家間の関係修復を諦めることなく、次世代のために和解の道を探るためにはどうすればよいのか。
日韓騒然のベストセラー『帝国の慰安婦』著者の最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミネチュ
4
最近、日韓関係というフレームで大きな話題・問題となっている徴用工問題や、長年の懸案である慰安婦問題、日韓併合合法・違法問題などが取り上げられています。 知らないこともたくさんあって勉強になりました。 そして、朴裕河教授の考え方は非常に理解しやすく受け入れやすいです。私が朴裕河教授の考えに近いからなのかもしれませんが、朴裕河教授の考え方・見方は非常に中立的で偏っていないように思えます。2022/08/20
ichigomonogatari
3
私には難しい本だったが、日本が植民地を持った過去を真摯に省みて誠実な態度をとることが大前提だと感じた。2023/01/31
けん
2
『和解のために』以降、注目している朴裕河さんが毎日新聞に連載していた論考を一冊にまとめた本。90年代以降の日韓関係においてイッシューになったテーマを主に韓国側の視点から解説した一冊。一つ一つの記述は丁寧でむしろくどいくらいだけど、個人的には相変わらず、コレは学術論文なのか、それとも啓蒙書的なものなのか、戸惑う著作ではある。が、この時期にこの視点で日韓関係について書ける人というのも、この方しかいないだろうという点で、唯一無二の感。思えば、朴裕河さんほどあらゆる「政治的」なスタンスの人から攻撃され、誤読されて2023/01/03
takao
1
ふむ2023/06/22
Masataka Sakai
1
久しぶりの最悪書籍 アバウトなスタンスでの日本の批判と未確認の史実を羅列している。 名前もなければ数字もでてこない。 なにも知らずにこの本を読んだらかなりヤバイです。2022/12/21