内容説明
本作品は出版社「沖縄タイムス」で配信されていたタイトルを再配信しております。重複購入にお気をつけください。
パイナップル産業や土地公祭など石垣島に残る台湾文化の痕跡を訪ね歩き、埋もれた八重山と台湾の歴史を掘り起こすガイドブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すみ子
6
石垣島によく旅行にいくので大変参考になった。東京から石垣島に行くとだいぶ気候や日照時間も異なるのだが内地よりも台湾の方が近いもんな八重山......そりゃ、文化的な交流もはるか昔からあるわけで。「沖縄」ではなく、「八重山」の文化についても知ることができる。よくまとまっているしおすすめ。2024/05/15
二人娘の父
4
廣本由香「パインと移民」でも一章使って取り上げられている、台湾からの移民家族の姿を生き生きと知ることができる。「もうひとつの沖縄ガイド」とあるように、ガイドブック的にも使えるだけに、石垣島に行かれる機会がある方にはぜひおすすめしたい。2024/07/17
niningasih
0
副題にガイドとあるとおり地図と写真が豊富で、執筆者たちの説明は丁寧かつ無駄がない。教科書として使える。特にP.6の地図「東アジアのなかの石垣島と台湾」(東南アジアの一部も含んでいる)は労作。2012/09/12