内容説明
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「自然にはキケンがいっぱい! でも、みんな精いっぱい生きてるんです」
世界には、毒をもった生きものがたくさん存在します。その生態は多種多様。環境に合わせて進化するうち、毒によって身を守ったり、獲物を捕まえるなどして生き残ってきました。本書では、毒を使って生きる動物や植物を、ポップでなイラスト&マンガとわかりやすい文章で、楽しみながら教えます。
特に夏のレジャーで山岳や川辺、海辺などを訪れる際、安全に楽しむための豆知識も充実。いざという時の対処法も収録しました。
監修は薬科大学客員教授の船山信次先生。子どもにもわかりやすく丁寧な解説で、親子で安心して楽しめます。全ての文字はルビ付きで、子どもだけでも読むことができます。
【教養が身につく中公新書からうまれた本 シリーズ第2弾!】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
48
毒を持った動植物の分かり易い図鑑、絵本。こんなものにも毒があるわけね、と初めて知るものもいました。読んでると何でも毒がありそうで怖くてキャンプや海水浴にも行けなくなりそう。紫陽花の毒はみんな知っていると思っていたら、数年前に料理の彩りに紫陽花を乗せた店に行ったことがありました。それから二度とそこには行っておりません。 子供にも読めます。2022/08/25
れい
10
【図書館】最後の方は植物の毒。毒があるかどうか分からないものは食べないけど、意外なものが毒ありということで、びっくりさせられた。2023/09/27
ふじ
9
以前、国立科学博物館で開催されていた『毒展』が面白かったので。虫も怖いし海の生き物も怖いし、何より身近にしれっと存在する有毒の植物が怖い怖い……以前は旅行中に道の駅で地元産の野菜を土産に買うことがありましたが、一度、すさまじい辛さのししとう(稀に先祖返り等で激辛になるらしい)に当たって以来、見慣れない野菜は怖くなってしまいました……毒によって対処の仕方も違うので、一冊手元においておくといいのかな。2023/05/25
たろーたん
5
本ためで紹介されてたので読了。毒を持っているのを意外と知らなかった生物も多かった。例えば、エイ(尾びれに毒とげ)とかウナギ・アナゴ(血に毒、目に入るとヤバい)、彼岸花(根に毒があり、茎を折っても毒が出る)、クリスマスローズ(ギリシャ第一次神聖戦争で川下の軍を攻撃し、人類で初めて使われた化学兵器と言われている)、ハナミズキなど。結構、有名なモノなのに毒なんて話を聞いたことがなかった。ちなみに、へえ~、と思ったのが、毒虫を食べて自分の身体を毒にするズグロモリモズという鳥と、(続)2022/11/29
Eri
3
娘小6図書館。 「毒って強くてかっこいいよね!」と幼稚園男児のことを言いながら楽しそうに読む娘…… 陸にも水中にも、植物にもたくさんの毒を持ったものがいるものだなぁ。割と身近な植物も気をつけてなくては! 対処法が書いてあるのもいいと思いました。2024/04/11