ディスカヴァーebook選書<br> 悲しき国産食品―中国産の食品添加物に抱きしめられて

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ディスカヴァーebook選書
悲しき国産食品―中国産の食品添加物に抱きしめられて

  • 著者名:小薮浩二郎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883205059

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内容説明

■食品業界を疑え!
2008年の「中国産毒ギョーザ事件」以降、私たち消費者の中では「国産だったら安心」というのが、いわば常識となっています。
ところが、実際フタを開けてみると、疑いたくなるような国産食品の真実が次々と明らかになったのです。
食品添加物のずさんな安全確認、小売と添加物メーカーの言いなりの食品メーカー、業界にべったりの厚労省、
そして、まだ伝わってきていない添加物の本当の危険性……。
消費者の知らないところで荒れつづける国産食品の現場を明らかにし、
消費者としての必要な知識と知恵を盛り込んだのが本書です。
著者は添加物メーカーで添加物の研究開発に長く従事した、添加物研究のスペシャリスト。
現在は、食品メーカーの研究室長を務めています。製造現場をよく知る研究者として、業界の悪しき実態と、暴走しつづける添加物利用の危険性を明らかにすべく、クビを覚悟でペンを執りました。

■国産食品との上手な付き合い方も提示
本書で切り込んでいるテーマを一部挙げると、次のようなものがあります。
 ◎添加物を使わざるを得ない、歪んだ業界構造
 ◎添加物は化学物質なのに、人間の体で試されていない
 ◎表示もされない、得体の知れない化学物質が入っている
 ◎中国産食品が敬遠されているのに、中国産添加物を大量輸入
 ◎「健康にいい」の巧妙なるゴマカシ …….etc

こうした私たち消費者には見えてこない事実と危険が次々と明らかになっていきます。
日本の食品メーカーや食品に対して、疑いの目をもたないと、私たち消費者には絶対に安全なものは手に入らない――。
これが著者のメッセージです。
食の安全が脅かされているなか、私たち消費者はどうやって身を守っていけばよいのか。
著者がふだん実践している、国産食品との上手な付き合い方も提示しています。
消費者はもちろん、業界関係者も驚愕の事実と対処法を説いた一冊です。
(※本書は2010/6/22に発売された書籍を電子化したものです)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

42
食品の添加物がいかに多く使われているかが分かる本。ただ本書の中に出てくる添加物の名前があまりにも多くて素人にはわかりにくい書き方かもしれない。添加物のメーカーには合成屋、抽出屋、混ぜ屋と、それぞれ分業しているそうだ。その中には大手の企業もあるということを知った。なぜそんなに添加物を多く使わなければいけないのかを考えた時に、やはり見た目や、コンビニの配送システムもかなり影響しているのではないか。コンビニで売られているパンの袋に書かれている添加物の多さに驚く、ひとつひとつ検索してみるとその内容にも驚くと思う。2015/05/01

ume 改め saryo

11
うああぁぁぁぁぁぁ!!怖ろしい。厚生労働省って機能していないではないですか!!  食品メーカーってやつは!!  添加物メーカーってやつは!!  知らないってホント怖ろしいですね。  加工食品の事態を垣間見ました。 もっと知識が必要ですね。最悪です!!2012/11/01

かやん

6
読み終えて直後買い物に行き、何も買えないやんと思ってしまった。食材を厳選して、とりあえずシンプルに調理し即食べるしかないか。極力コンビニ弁当、菓子パン、清涼飲料水は買わないようにしよう。茶葉から入れたお茶でお茶しながらしみじみ考えました。2014/09/18

ジュリ

4
使用制限のない食品添加物、加工デンプンという名前の合成デンプン、衛生管理が行き届いていない中国工場で作られた食品添加物など、食品添加物の危険性を解説した本。食品添加物には気をつけていたけど、もっと神経質になった方がいいと思いました。2014/06/01

Manabu Kataoka

3
安全な食とは何なのか。和食が外国で人気・世界遺産として評価される日本で広がっているのは、中国産の食品添加物を食べているかのような国産食品の数々。とにかく売れる食品作りに没頭する食品メーカー・小売と業界の顔を伺う厚労省の情けなさ。なかなか読み応えがありました。2013/11/28

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