内容説明
想像を絶する本当の戦争を赤裸々に描く地獄の体験記
血戦ガダルカナル島で、戦い敗れ、弾丸もなく、食糧もなく、骨と皮に痩せおとろえた五ヵ月有余。そしてまた、遠い道―地の果てインパールの激戦に敗れ、どしゃ降る雨季の印緬国境に、るいるいと横たわる日本兵の“白骨街道”―生ける屍が、かすかな声で哀願した。「私を殺してください。お願いします」と。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うさ丸
11
主人のお薦め本。 1974年、ノンフィクション。 実際に戦場に行った海軍や飛行機乗り(この時代は空軍はないので、陸軍からの飛行機乗りや海軍からの飛行機乗り) の方の戦記は結構あるが、陸軍歩兵の方の戦記はあまりないので貴重だと思う。 著者が戦場に赴いたガダルカナル・インパール、そしてイラワジ大戦の惨劇は凄まじいものがある。 でも、厳しい状況下にあってもユーモアを忘れない著者や戦友方たちは見習うべきとこがある。 比較的食糧に余裕があったイラワジでは、戦争中なのにどこか部活動的な感覚の著者たちに親近感を持てた。2018/08/05
同志
6
一兵士視点から進む本で、読みやすくて作者や登場する戦友に感情移入して涙が出そうになる。 彼らにこんな扱いをした日本軍上層部には怒りが沸く。戦記に興味がある人は是非読んでほしい名作2020/01/11
櫻井愛
4
Kindle版。戦記を読む必要があり、知り合いに勧められて読んだ。中国の戦線からガ島、インパールを生き抜き、復員した烈兵団の上等兵(のち兵長、伍長)の実話。九州男児の心意気、過酷な環境ながらもユーモアがあり、著者の人柄もどこか憎めない痛快さがある。戦記だけど劇のような台詞の心地良さがあって、後半を読んで納得した。2023/10/04
セルジオ肥前
4
悲惨な話であるのは確かなのだけど陰惨ではなかった。確かに戦場に奇蹟は無かったけれども笑いはあったんだなと思えて、読後感はスッキリしたものだった。2012/11/30
キミ兄
2
上等兵のガダルカナル・インパール従軍記。目線が低いので逆に面白い。☆☆☆☆。2012/01/25




