内容説明
心理療法室を営む窪司朗の娘である花はかつて一家で交通事故に遭い、司朗は脚に障害が残り、母は植物状態に、妹は顔に火傷を負った。その事故で心に傷を負った花のもとに、自身の母の心神喪失の原因を探る少年・四井純が訪れる。
花は純と次第に心を通わせていくが、ある日突然、司朗が5年間の植物状態から目を覚ました母を連れて家に帰ってくる。
司朗は「奇跡が起きた」と久しぶりの家族団らんを喜ぶが、花は違和感を覚える。 「この人、お母さんじゃない――」。
「家族」のダークサイドを描く新感覚ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuui
17
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる 発想は面白かったけど終わり方が僕の苦手なやつやったかな🙈 200頁ちょいで3時間ちょっと有れば読めるからさらっと読めるけど630円はちょっと高かったかな🥺2022/08/13
紅子
7
期待して読みすぎたのだろうか。それとも映像化向きなのだろうか。 へ?そうなん?という気持ちで読了。2022/08/10
川端
7
★★★☆☆ 行き過ぎた愛情が生んだ、歪んだ家族のかたち。オチを含めてアイデアやストーリーは面白いのだけど、映画が原典になっているためか小説というより脚本そのままのようで、いまいち世界観に没入しきれなかった。2022/09/11
chiro
6
なかなかにサイコな物語で面白そうなので、もっとじっくり味わいたかったなと…映画観ろってこと(笑)?2022/09/30
ふなこ
6
なんとなくジャケ買い。ジャンルは何になるのだろう、ミステリーでもなくホラーでもなくSFでもなく…。どこにたどり着きたいのかよく分からなかった。2022/07/29