老いのくり言、笑うなかれ

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老いのくり言、笑うなかれ

  • 著者名:近藤富枝【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(2022/07発売)
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  • ISBN:9784062100021

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内容説明

世の中、おかしなことばかり。たとえ、年寄りの世迷い言と煙たがられようと、でも、これだけは言っておきたい!

●「江戸しぐさ」というのがある。雨の日に道ですれ違うときは互いに傘を外側に傾けるとか、土間に下駄を脱ぐときは後から脱ぐ人のためにそろえ、道の掃除は隣家の半分までとか、江戸人の日常はいつも他人のことを考えて行動していたというのも、根底の地域の結束があったからである。また、親なし子が近隣の情けで養われることもあったし、いたずらや不行儀をした子は近所の大人に遠慮なく叱られるという構図があった。今は何があろうと他人に無関心が定着してしまったのが恐ろしい。(本文より)

目次

第1章 世の中、おかしなことばかり
第2章 躾を考える
第3章 暮らしのなかの作法をさがす
第4章 老いても知らぬことばかり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Happy

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15年ほど前の本ですが、歯に衣着せぬ物言いで共感してスカッとしたり、わが身に置き換えて反省したりと面白く読めた。この15年で良いほうに変わっていたらよいのだが、そうでもないだろう。もし作者が御存命なら今の世の中をどんな苦々しい思いで見ていることか。私も「良家の奥様」は似合わないが責めて人として恥ずかしくない生き方をしていきたい。 2014/09/26

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