文春文庫<br> マイ遺品セレクション

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文春文庫
マイ遺品セレクション

  • 著者名:みうらじゅん【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 文藝春秋(2022/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167919122

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内容説明

※電子書籍版の写真はカラーです。

「マイ遺品」とは、「死ぬまで捨てるもんか!」と強い意志を持って収集し続けているモノのこと。

還暦過ぎても生前整理や断舎離は一切やらず、人に見せて笑ってもらうためだけに倉庫まで借りて集め続けている「マイ遺品」を一挙大公開!

ヤシの実を使ったキャラ人形やヘンな掛け軸など、もらってもうれしくないみやげ物(「いやげ物」と命名)、街で見かける「Since○○」と書かれた看板の写真、世界各国盤のボブ・ディランのレコード(デザインはほぼ同じ!)、子供の交通事故防止のために立てられた「飛び出し坊や」の写真、名所があまりない土地に発生しがちなカスみたいな風景の絵葉書(「カスハガ」と命名)、カニの表紙がおいしそうな旅行パンフレット(「カニパン」と命名)、冷蔵庫にはられがちな水道工事などの宣伝マグネット(「冷マ」と命名)……。

著者ならではの視点でカテゴリーを作り、独自のセンスで名前をつけて、「メディアで発表することを前提」で集めまくった「自分にとっては大切なモノ」たちを「遺族は困るだろうけど、死ぬまで捨てられないマイ遺品」として、熱い文章と集めた証拠写真で紹介。

コレクションや趣味の域をこえてもはや「集めることが癖になってしまった」という著者の「マイブーム」の集大成!

※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

※文庫版には、単行本未掲載の「ヘンヌキ(変な栓抜き)、「ワニ」、「無意識スクラップ」、「コロナ画55(コロナ禍の外出自粛中に描いた絵画)」に関するエッセイを追加。さらに、みうらじゅんの「マイ遺品展」(2021年12月18日?2022年3月6日 アサヒビール大山崎山荘美術館にて開催)の会場で行われ、ほぼ日に掲載されたインタビュー「みうらさん、『マイ遺品』ってなんですか?」も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

69
ここんとこ何をするにも意欲がわかず、先月はなんと読メ始めて以来初の読了0冊。そんな時には無理せず、楽しく読める本を、と思い読んだのが我が教祖、みうらじゅん先生。フリークなら良く知ってるゆるキャラ人形やいやげもの、カスはがなど、それだけで一冊の本になってるようなみうらさんの数々のコレクションの紹介。これまで見て来たものがほとんどだったが、それでもつい笑ってしまう。クスッなんてもんじゃない。吹き出しちゃうくらいおかしい。みうらじゅん、天才だな、やっぱり。2023/11/20

乃木ひかり

9
またおバカな本を出したなぁと買って読んでいたら巻末インタビューでこの本の価値観も大転換。とても勉強になりました。またそれぞれのネーミングも秀逸なもの多し。どうやら人間椅子の和嶋さんとの対談が屈折くんに収録されているようなので買わなくては。2022/09/02

METHIE

7
アサヒグループ大山崎山荘美術館に展示されていたモノ、コロナ画55などを収録、現在は55を超えているそうです。 蒐集家というのは趣味や研究として集める人のことをいうが、明らかにどう考えても価値があるように見えない代物が多いが、みうらじゅん氏はそこに価値を見出し、発表する。 コロナ画も昔から疫病が流行ったら退散の絵を描く宗教的な行為があったがそれを彷彿とさせる。2024/09/06

らっそ

4
復習。みうらじゅんと池田貴族が似ていると話していた同級生は今何をしているんだろう2023/01/20

ryo

3
ここいらで少しみうらじゅん氏を復習。みうらじゅんフェスが2018だったからあれから四年。コロナ禍55など新しいものもあり。ちゃんと追わないとだ。2022/08/15

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