内容説明
畑正憲氏が初めて語る「犬」の本。最新データと豊富な経験に基づく今までになかった犬と人をめぐる新説を提唱。ムツゴロウ流、犬の扱い方、犬との暮らし方といった情報も満載。氏の50年にわたる犬研究の集大成であり、犬研究の決定版となる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とんかつラバー
13
ムツさんは本を出すとき理系の部分を封印して作家として執筆していたが、こちらは研究者の立場で行動学や脳や神経の構造から徹底的に犬について分析している。力で支配するのではなく寄り添って絆を築くのが大事。ただし甘やかすのはダメ。おやつで釣るのも逆効果。下手な飼育書より犬の参考になる。愛犬家先進国といわれるイギリスでも「しつけ」のための犬叩き棒があるがムツさんは全否定している。2007年の本だが今は電子版でしか読めない。文庫版にして再版してほしい2025/09/05
okura
1
ハウツー本じゃないけど、犬と人とは上下関係はつくらない、甘噛みは止めさせた方がよい、ウーと唸るのを許してはいけないというのを心に留めておこう。体罰や餌でしつけるのではなく、信頼関係を築くのが一番だそうだ。2012/01/22
エゾシカ
0
最後までとても楽しく読みました。2014/02/26
kuri
0
◎2007/08/15
Kazunori Ishizu
0
犬たちについていろんな気づきを与えてくれた。2023/06/29