内容説明
「おとうさん、むしって日本語しゃべれないの?」「おかあさん、ちょっとまぶしいから太陽へらして」「てきに食べられないように、おおきくなりたい」――記録魔の小説家が、天然成分100%の妻、かわいすぎる4歳児ちんたん、豆粒のような0歳児タッとともに歩むのは「人間への道」。ありふれた家族のスペシャルな日常を実況中継いたします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐ
9
育児に纏わるエッセイ。丁度こちらも乳幼児を育てているので参考になる部分もチラホラ。だいぶコミカルに書かれていて笑いながら読んだり、そんなんでいいのか?とツッコんだり、なかなか肩の力の抜けた育児スタイルである。最近著者の『さよなら、転生物語』を読んだ際に、まるで見てきたかのように原始人を描写するなぁと思ったものだが、子供達を半分猿と形容し、原始人に見立てて観察している様が語られ、成る程本当に見てきたわけか…とストンと腑に落ちた。2022/09/07
悪者みきこ
3
3章まではすごく面白かった。その後から急激に飽きがきてしまった。最初は「これはっ!川上未映子のきみは赤ちゃんに並ぶかも!?」って思ったのになあ。2024/01/21
みやび
1
☆32022/08/11
ぬる燗
0
二宮敦人さんは初読。 子供ができて、てんやわんやの中で父親として初めて子に接する驚きや戸惑いをコミカルに見事に描いている。うちはすでに孫がその歳だが、行動は全く同じ。 ほのぼのとさせる一冊です。2023/02/26
とても甘い
0
前半の寝たふり。とか。やったなーと懐かしくなりながら。笑いながら読みました。2022/12/30