NHK俳句 厨に暮らす 語り継ぎたい台所の季語

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader

NHK俳句 厨に暮らす 語り継ぎたい台所の季語

  • 著者名:宇多喜代子
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • NHK出版(2022/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140162835

ファイル: /

内容説明

つなげよう俳句で。あたたかで確かな、昭和の家事と季語の逸話集。

家は台所と食卓で、町は節句と祭で繋がっていた。つましく、でも笑顔がいっぱいだった。
好評既刊『NHK俳句 暦と暮らす』の待望続編。昭和の台所仕事や食卓に纏わる俳句と季語の逸話や、懐かしい昭和の家庭食のレシピも満載。昔ながらの家事や食に纏わるたくさんの季語をたくさん掲載! 目次をながめているだけで、懐かしく、豊かな気持ちになります。
巻頭では、小林聡美さん(女優)と著者宇多喜代子さん(俳人)による台所対談「食卓というところ」を収載。「昭和の暮らし博物館」(東京都大田区)で、貴重な台所道具を紹介しながら、あたたかで確かな昭和の暮らしの思い出を語り継ぎます。
本編では、新生活のはじまる4月から翌3月まで、12回にわたり、食の季語の逸話や、著者の日常食のレシピ、くらしの季語を解説します。繰り返し読みなおしても面白い、一年を通して何度読んでもためになる、現代のキッチンやダイニングにも常備しておきたい俳句の本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

38
こころがゆったりと豊かになる。ゆっくりとした、季節を感じながらの食。どこか、土井善晴さんの一汁一菜にも通じるものを感じる。その時その時の旬のものを、素材そのものを活かす料理としていただくことのありがたさ。無駄なく、最後までいただくこと。我が家は、今でも、煮干しを使った味噌汁。出汁が出尽くした煮干しは、自分がいただいている。そんなことにも触れられていたのが嬉しい。2022/10/28

てくてく

8
こういう人が親戚にいたらいろいろ教えてもらえそうで楽しいだろうなと憧れている俳人の宇多喜代子さんの台所に関する季語とお話。冒頭にはこちらもまた好きな俳優さんの小林聡美さんの対談があって、嬉しくなって購読。ちびりちびりと読み進めた。こういう厨仕事や手料理とは無縁に育ったので知らないことが多かった。2023/12/02

量甘

4
俳人宇多喜代子さんと俳優小林聡美さんの対談から、昭和三十年代の台所仕事と暮らしが浮かび上がり、季語との繋がりなど興味深く読んだ。季語と一緒に紹介されているレシピは作ってみたいものばかり。『旬』の料理を味わいながら俳句を鑑賞したくなる。<山の宿いわくありげに冷奴 宇多喜代子>2022/07/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19487990
  • ご注意事項