内容説明
気品あふれる妖し絵を描かせれば江戸一番、後家たちが先を争ってその裸身を描いてほしいと願い出る。
相場は一両。女たちの秋波をよそに着流し姿で江戸市中を闊歩する浮世絵師宗次、実はさる貴顕の御曹司。
訳あって絵師に身をやつしているが、世の不条理には容赦せぬ。
今宵も怒りの揚真流が悪を討つ。
着流し剣客、ここに登場。傑作時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天笑院たか姫
5
着流し姿で江戸市中を闊歩する浮世絵師宗次、実はさる貴顕の御曹司。宗次の出自が明かされます。あまりにも辛く哀しい、お幸と梅とささやかな暮らしをして欲しい。2016/11/08
ケロたん
1
元刑事さんオススメ本。浮世絵師だけど実は…うーむ、普通かな。2018/06/22
立て邦彦
0
これが一作目とはしらなかったけど、まあ、いつもの感じではあったかなあ。2017/01/20
あずいゆ
0
そうですか…宗次先生2015/11/15
へたれのけい
0
これがシリーズ一作目だったのか。しがない庶民からみると羨ましい限りのキャラの設定だ(あまり襲われたくはないが)。「ちょっと待てポーズ」で決まりだ!2013/06/05