内容説明
将棋ファンの誰もが目を見張る藤井聡太五冠(以下、敬称略2022年6月現在)の活躍ぶり。強いのはこれまでの実績や数字を見れば一目瞭然ではあるけれど、具体的になぜ強いのか、これまでの棋士と比べて何が違うのか? という素朴な疑問を、棋力の高い低いに限らず、誰もがわかる言葉で解き明かすのが本書の特徴です。
藤井聡太の過去の対局を紐解くのはもちろん、彼と現在ライバルにあたる現役棋士や、伝説となっている名棋士たちの“すごさ”を追求することで、相対的に藤井将棋のすごさを浮き彫りにします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
109
プロ棋士と言うだけで畏敬の念を覚える私には、その中でも特別凄い人たちを解説する高野先生の説明は分かりやすい。大山・中原・谷川先生たちレジェンドの凄さ、更に、羽生先生は勝負師、森内先生は研究者、佐藤康光先生は芸術家などという形容も上手い。「人間の部」という言葉遣いが面白い。AI時代になって、今後いろんな分野で「人間の部」というカテゴリーが必要になるかもしれない。「囲碁と将棋の全体が100として、我々はどれくらい知っているか」という質問に、藤沢秀行先生は5、芹沢博文先生は4と書いたと言う。何て凄い世界なんだ。2022/09/04
Sam
61
「会議シリーズ」第4弾とのこと。「観る将」のライターと漫画家の質問にプロの高野六段が答えていく構成。「藤井聡太の将棋はなぜ面白いのか?」から始まって羽生世代、レジェンド棋士、期待される若手騎士といった興味深いテーマを設けてとても分かり易く解説している。「羽生さんは勝負師、森内さんは研究者、佐藤さんは芸術家」という評価は同感!「ボルグはマシン、コナーズは野獣、マッケンローはアーティスト」っていうのを思い出した(古い)。旧知のことも多かったけどなかなか面白かったし、もうちょっとボリュームがあってもよかった。2022/08/03
けんとまん1007
60
書かれている棋士の方を、かなりの割合でリアルで見てきているので、そうそうと思う。こうやって、違いが表現されると納得感大。いずれにしても、特別な才能と努力の人たちの集団だと思う。だからこそ、観ていて興味が尽きないし、人間の奥深さを思う。2023/04/22
ま
37
観る将初心者向けの本でありつつ将棋史に残る衝撃の一手が図面でいろいろ載ってたからある程度棋力ある人も余裕で楽しめる。対局年月日も載ってたらなお良かった。これ読んでたらいつの間にか年が明けていた。2023/01/01
Isamash
35
棋士・高野秀行六段、ライター・岡部敬史、漫画家・さくらはなによる2022年7月出版の書籍。藤井聡太の登場によりあらためて見る将となった自分だが子供の頃NHKトーナメントを見ていたことを思い出した。確かにAI登場で自分の様な高段者でない者でも優劣状況が分かりやすくなった観は有る。ABEMA等ネット中継の解説と聞き手のやり取りも楽しい。ただ、やはり本書にあるように藤井聡太のさす手の純粋な、意外性・独創性、ひいては面白さに惹かれるところは大。こんなに面白く奥深いので、世界的にもっと人気でても良いと思うのだが。 2023/02/11
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