内容説明
自分の英語に自信が持てるようになる1冊
家族の反対を押し切り、高校時代に憧れのアメリカへ留学。
「ストレート」も通じず、「私は、バカなの?」と泣き暮らした日々はやがて──。
ニューヨークの大学院で学び、現地で取材を重ね、見つけた大切なこと。
完璧でなくていい。
私にしか話せない私だけの英語で、心を伝える。
その原点は、中学英語だった。
2大ロングセラーシリーズ、「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫)と『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(幻冬舎文庫)を描いてきた著者が、
どんなふうに英語を学び、挫折を乗り越え、モノにし、活かし、人と心を交わしてきたかを、初めて語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
115
Thank you for just being yourself. ありのままの自分でいてくれてありがとう。こんな言葉を著者はアメリカの高校に留学した時にかけられて驚いた。I'm proud of you. あなたを誇りに思うよ。日本語にあまりない表現で心に響く慣用句が章毎に載せられていて、著者の永年に渡る英語での経験と共に味わえる。そのほとんどが中学英語でわかるレベル。ニューヨークで話されている言語は700〜800ほどあり、市内の人口の40%近くが外国生まれであり、外国語なまりの英語が飛び交っている。2023/09/02
R
44
英語学習について、自身の経験を語りながら教えてくれる本なわけだが、まぁ、だいたいそうだよなと納得の内容でありました。特別なコツみたいなのがあるはずもなく、ようはモチベーションと努力しかないと思わされてしまうわけだが、ここまで話したいという気持ちがあるだろうかと、そこに尽きてしまうように思った。とはいえ、なんとなく話すだけ、というか、母国語ではないものを完璧に話すのは無理とはっきり言いきってくれているのはよくて、あとは、カーペンターズの発音を聞けというアドバイスが個人的にはツボだった。2022/11/23
Kumi
3
英語の勉強しようと思ってるんだけど、なかなか一歩踏み出せずにいたので読んでみた。ワクワクする感覚に従って、出来なくても、忘れちゃっても、気にせず続けていけば良いんだって理解した。少しずつでも英語の勉強続けて行こう思う。2023/05/30
京の都
3
「ニューヨークの魔法」シリーズを読んで、あ〜海外でこんな会話したいな〜と思った人への英語への向き合い方、感覚の掴み方編。 やっぱりこのシリーズはエッセイ毎の最後に一文が太字で載っている方がご飯のシメ感があり好きです。2023/02/17
a.
3
完璧な英語を話すことが大切なんじゃなくて、伝わることが大切。だから文法とか関係ない。恐れずに話せばいい。 今まで英語に苦手意識を持っていたが、もっと世界をこの目で見て、自分の話す言葉が他の国の人と繋がれることを実感したい。そう強く思えた!何をするべきか明確にわかった!2023/02/15