宇宙食になったサバ缶

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宇宙食になったサバ缶

  • ISBN:9784092272583

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内容説明

宇宙食をつくった高校生たちの探究リレー。

「ジューシーなお魚。しょうゆもしっかり染みていておいしいです!」
2020年11月、野口聡一宇宙飛行士が宇宙からYouTubeで食レポを配信したのは、高校生たちが開発した宇宙食のサバ缶だった。
本書は、JAXA認証宇宙日本食「サバ醤油味付け缶詰」をつくった福井県立若狭高校の生徒たちの、山あり谷ありの14年の軌跡を取材したノンフィクション児童書。

それは、地元の名産「サバの缶詰」を宇宙食に、という生徒の一言から始まった。
でも、宇宙で食べたくなる味って?
行ったことのない宇宙での「正解」は、先生だって知らない。
そんな宇宙食開発で大切なことは、宇宙飛行士の体と心によりそうことだった・・・・・・。

どうにもならない困難にたびたび直面しつつも、「探究」のワクワクを原動力に、疑問に思ったことを調べてみる、仮説を立ててやってみる、結果を観察し記録する。先輩から後輩へと「探究」のバトンが受け継がれ、ついに夢をかなえた実話です。

そのほか、JAXA認証宇宙日本食のメニュー一覧や、宇宙での食事や健康にまつわる5つのコラムも収録。まるごと一冊、宇宙食の本です。

※この作品は一部カラーが含まれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

102
福井県若狭高校が開発した「サバ街道を国際宇宙ステーションまでのばせ!」をキャッチフレーズに14年間試行錯誤しながら、宇宙食サバ缶を完成させた。宇宙食に選ばれるためには、厳しい基準があって、特にissには病院がないので、絶対に食中毒を発生させないこと。面白いと思ったことはサバ缶にとどまらず、実用化されなかったが、宇宙キャラメルとしてクラゲ粉末入りのキャラメルを開発した。クラゲが大量発生した時に漁師の役にたちたいと地域課題解決にも取り組んでいる。サバ缶の次の目標は?後輩へと探究心が受け継がれている。2023/12/01

yumiha

36
サバ缶好きだけど、福井県立高校生が作った宇宙食のものがあるとは知らんかった。しかも宇宙食に認定されるには、いろいろクリアすべき課題があったのにもかかわらず、後輩へと受け継いで研究を進めたという14年間。そんなサバ缶を野口宇宙飛行士が食べるYouTubeを見守る小坂先生と生徒たちの場面では、つられてウルウルしちまった。2025/04/25

うー (ハクナ・マタタ)

19
昔からサバ缶実習を行なってきた小浜水産高校(のちに若狭高校と統合)、より高くレベルアップを目標に世界で通用する衛生基準・ハサップ認証取得に挑みクリアする。ハサップは宇宙食の為に作られたものと知り「うちのサバ缶も宇宙に飛ばせれるのでは?」生徒の言葉でチャレンジスタート!先輩たちが自分達で考え、細かく記録し、まとめ残してきた黒ノートの存在が深い!『探究心』学ぶ楽しさに満ち溢れた高校生たちが心底羨ましく眩しかった!2026/05/24

枯伍

12
図書館本。高校生の作った宇宙食サバ缶、存在だけは知ってたけど内部事情は知らなかったので興味深く読めた。高校生がなんとなくチャレンジしたとかではなく、小浜水産高校(現・若狭高校)のサバ缶自体に百年以上の歴史があり、宇宙食に選ばれるまでにも十年以上の歳月をかけてることに感動した。2025/01/01

joyjoy

10
最後の「若狭宇宙鯖缶」パッケージ写真、笑えて泣けた。ちゃんと二つの学校名の入った旗。小さな文字で入った英文も虫眼鏡で拡大して読んでみた。バトンをつなげてつなげてここまで辿りついたのだと伝わってきた。世界に広まるといいね。2022/11/12

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