キサキの大仏

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キサキの大仏

  • 著者名:奥山景布子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中央公論新社(2022/06発売)
  • 春うらら!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/15)
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  • ISBN:9784120044427

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内容説明

民のため、国の未来のため、巨大な御仏を造りたい――聖武天皇の理解者は、皇族以外から初の皇后となった光明子ただ一人。奈良の東大寺大仏に秘められた夫婦愛と葛藤の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

藤枝梅安

69
正倉院宝物のうち、行方不明になっていた一対の剣が、東大寺大仏殿で発見された。研究者でもあるこの作家は、光明皇后がこの剣を宝物殿から持ち出し、大仏殿に移したという解釈を基に、聖武天皇と光明皇后の愛と苦難を、天皇家と藤原家代々の繋がりという舞台の上で描いている。東大寺大仏については帚木蓬生さんの「国銅」が圧倒的な存在感を保っているが、この小説は、天皇と皇后の不安や苦悩を短歌や史実に寄せて綴っている。行基、吉備真備、藤原仲麻呂など、日本史の教科書に出てくる人物たちが登場し、「歴史教養小説」として楽しめた。2014/06/26

なつきネコ@着物ネコ

26
光明子という彼女視線の大仏建立をみたかった。吉備真備という政治家の能力を尊敬する。それは阿部皇女が頼りにするのもわかる。藤原でもないのに出世してるのだから、それだけでもスゴイ。人好きする行基の人柄が表されて良かった。だから、彼の元に集まったんだな。聖武天皇や光明子の夫婦愛や、民を思う心。聖武天皇は精神的に不安定ながらもこの大プロジェクトをやりとげた。終わったときは感動すごかっただろうな。光明子、阿部皇女も振り回された人生ながら、ヤルことをやったんだな。しかし、聖武天皇に禅譲を語らせるのはおかしい気がします2024/11/08

むつぞー

21
災いは自分が至らぬから、天変地異が起こるのだと悩んだ聖武天皇。 一方、皇族以外で初めて皇后の座についた安宿にも悩みはありました。 だからこそ民のために、国のために、巨大な御仏を造ろうとした心情が分かりやすくあります。 この二人の天皇皇后というイメージ以上に、その二人の夫婦の暖かな愛情を描かれます。このあたりがとっても良い感じです。 その二人の娘でありながら皇太子となった阿倍皇女の、母親である皇后に向ける複雑な心境といったものも描かれて、そう考えるとこの作品はちょっと特殊な家族小説でもあるのかもしれません。2013/01/07

宇宙猫

18
★★★ 光明皇后が理想を追う夫を支えるも、娘に反発されて心配したり悩んだりする話。わざわざ歴史上の人物にしたのに内容が薄い。2018/12/21

SORA

15
奈良時代の小説は読んだことがなく、新鮮だった。光明子を中心人物とし、東大寺の大仏を創建する話。天皇、皇后としての重圧があるが、お互いの辛い時に支え合っている夫婦仲の良さに癒される。ただ、二人の世界が全てという感じもし、周囲が振り回されて気の毒だった。2013/06/09

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