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内容説明
「いま、どんな業種の企業であれ、共通するひとつの最強の成長戦略にたどり着きました。それが、雇用主・労働者の双方にとってメリットのある“真の意味での働きやすさ”を実現することです」。著者は、社員の幸福度と会社の業績には密接な関係がある、と説きます。500社を顧客にもち、年間相談件数7000件の日本最大級の社労士事務所の代表が、社員と会社の関係が好循環でまわりだす極意を徹底解説。20年以上にわたり、さまざまな労務トラブルを解決してきたなかで知り得た生きた知識を、多くの実例とともにあますことなく伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
36
働き方改革によって労働環境は大きく変化している。その実態を社会保険労務士の著者が労働基準法やさまざまなハラスメントの事例を通して、離職しないための仕組みを解説している。新型コロナによって意外と早く普及することになったテレワークについて、あらゆる職種や業務に適しているわけではなく、また求められる人物像も社内の雰囲気を盛り上げる人などは必ずしも必要ではなくなっていると指摘する。従来の延長線上で労務管理を捉えていると思わぬ落とし穴にはまってしまう危険性があることを改めて気づかせてくれる好著だと思う。2022/07/12
Go Extreme
3
働きやすさは最強にして最高の会社の武器になる―今こそ求められる真の働き方改革: 社会は変わった。労働環境の改善は待ったなし 働き方改革とは 労働基準法の落とし穴―正しい理解のため: 労働トラブルを引き起こす原因 社員にどこまで残業させていいのか 次々でてくる新・雇用形態: 同一労働同一賃金 社員の個人事業主化 ハラスメント対策が会社の未来を左右す: そのLINEの使い方ハラスメント しない、させない・新型セクハラ 社員の幸せと会社の業績を両立させる―本当の働き方改革 テレワークの現実 テレワークの注意点2022/05/23
じ
2
社会労務士という立場から現代社会の働き方について書かれている。労働基準法はあくまでも守られるべき最低の基準であり、守っていることは褒められることではない。また、昨今の働き方改革にも焦点が当てられており、結局は働く人各々にあった環境を用意できるかがポイントなのだと感じた。