内容説明
「あいつ、友達を貪り食うんだ」
友人の連続死と悪夢。
因果の種は少年時代に…。
「鬼ごっこ」より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐倉
16
営業のK氏の作品集は初読み。文体や作風に癖が無く色々な話が満遍なくある印象。子供を脅かそうと些細な嘘を付いたことがきっかけとなる『作り話』、贈り物とそこに仕込まれる呪いという好きなモチーフの『枕』、二転三転する怪異の在処が楽しい『集合写真』、理不尽かつ大規模、学校の怪談染みているのに大真面目に語られるとありそう、と思わせる『知らせ』と印象的な話が沢山あった。2023/12/17
tow
7
やはり、初めの一冊が一番怖かったなと思う今日この頃←前から思ってる。あと1冊だというし、年末にでるみたいだから、楽しみにはしてる。あとがきが言い訳じみてて、怖さ半減(笑)2022/09/11
よっし~
4
神様が棲む家、知らせ、鬼ごっこ、がとても怖かったです。知らせ、鬼ごっこは繋がってるようにも読めます。何を祀っているのかが分からないのはとても怖いですね。これを読むと、迂闊に寂れた神社に行っては行けない気がします。2022/09/22
ナオ
4
怖かった。巻頭の「目を閉じて」の幽霊を見る方法、絶対やらないと固く心に誓う。今回は怖いとゆーか理不尽な話が多すぎだわーと震える。 親切で鞄届けて、不幸になるなんてやってられないと思う。次回は10冊目で、一旦このシリーズは終了とのこと。後書き読むとメチャ力入ってる感じ。買うけどさー、特別なものにしますなんて、後書きで書かれると、心の中で「この本は?」って思っちゃう。買うけどね。多分、己がひねくれてるんだけどさ。私がこの本なら傷つくな(笑)2022/07/09
日常茶飯事#1117
1
闇塗階段9作目ということでしたが、怖いというか理不尽な救いのない話が多かったと思いました。営業のkさんが聞いた話という感じでオリジナリティ溢れる怖い話で良かったです。2024/01/18