講談社青い鳥文庫<br> クレヨン王国 しっぽ売りの妖精

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講談社青い鳥文庫
クレヨン王国 しっぽ売りの妖精

  • 著者名:福永令三【著】/三木由記子【絵】
  • 価格 ¥606(本体¥551)
  • 講談社(2022/07発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061485280

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内容説明

クレヨン王国のシルバー王妃は、散歩のとちゅうできりにつつまれ、悪魔のSLにのせられてしまいました。おとものニワトリのアラエッサと子ブタのストンストンもいっしょ。元気になる「しっぽ」をつけた12の野菜の精たちの話をきいて、王妃たちは、悪魔の正体をつきとめ、やっつけるために、自分たちも妖精にしっぽをつけてもらおうとします……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

megumi♪

10
散歩の途中、アラストコンビと共に悪魔にとらわれてしまったシルバー王妃。動物の尻尾をつけて働かされている野菜の精たちと再開します。今作はシルバー王妃の懐の深さ、老いた父をいたわったり、アラストコンビを逃そうとしたりがとても印象に残りました。一作目からするとものすごい進歩で思慮深さが増した素敵な王妃様です。あとはアラエッサが男気を見せていてカッコ良かった。2003/01/01

まきこ.M

9
あとがきの、始めの一文。「文章のおもしろさは、いったい、どこにあるのだろうか」が印象的。ことばにこんなに様々なリズムと色を感じられるのが不思議。まるでピアノが奏でる音色が、虹色でキラキラ踊っているようなイメージ。難しい事も易しい言葉で、優しく語りかけるようにメッセージを伝えてくれる作品。好きな一文「思い出というやつは、双眼鏡で舞台をのぞくようなものさ。ほんの一こましか見えないが、見えた部分は鮮明にクローズアップされるものだ。」児童書はまったくあなどれない!2014/07/14

かざえ@学校司書も2年目

2
未読のクレヨン王国を読んでいく。(自分用) クレヨン王国新十二ヶ月の旅、大好きで小学生の時に何度も読み返しました。そのときの野菜たちがまた出てきてくれてなつかしい。その野菜たちにしっぽをつけてくれる妖精というのがまた可愛らしい。2021/08/10

あずま

1
12野菜たちまで勢ぞろいで懐かしくて嬉しかったです。チップリ―が王妃に話しかけるところや、王妃が故郷で父親を抱きしめるシーンなど、今作は命の生き死にを強く感じました。アラエッサとおとらさんの関係は昔はよくわからなかったけど、今読んだらまた違う感じ方をするかもしれない気がします。2015/03/14

ぷち

0
これまでのクレヨン王国のような、メッセージ性を感じない作品です。福永さんご自身が、老齢にさしかかり、老人問題に対する不安が反映されたのかしら…?と思ってしまった。もしくは、クイズ(と言うよりなぞなぞ?)が書きたかっただけなのかしら…2012/12/15

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