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内容説明
ツトムくんと犬のペスは港にやってきました。港にはたくさんの船がとまっていて、貨物船から荷物が運び出されています。その荷物は、町で開かれる「大エジプト展」で使われるエジプトの珍しいものだと貨物船の船長さんが教えてくれました。ツトムくんとぺスが荷物を運びだす様子を見ていると、荷物からこどものミイラが落ちました。すると、ミイラの目が動き、笑ったように見えました。それから一週間たって、大エジプト展が始まりました。ツトムくんとぺスも大エジプト展に行き、港で見たこどものミイラを見に行きました。でも、ミイラはぴくりとも動きません。「あのミイラはきっと生きているにちがいない」と思ったツトムくんたちは、夜中に博物館に忍び込みました。すると、あのこどものミイラが起き上がってツトムくんに話しかけてきました! ツトムくんはミイラくんを家に連れて帰ることにしました。ツトムくんとミイラくんの楽しくも切ないお話です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
112
こんな体験をしたら一生忘れられない思い出となるだろう。ミイラくんが実際に動き出したら怖いはずなのに、そんなこと微塵も感じさせない。大きな船から降ろされる大量の荷物は、これから開催される大エジプト展のものだよと船長さん。少年はその港で見てはいけないものを見たような気がした。でもなんとなく内緒にしておこうと。このお話はとにかく愉快、色合いも鮮やかで笑顔も素敵、そして母親の寛大さが光っている。何千年もの月日を経てたどり着いた喜びに昇華したのだろうか。展覧会は大変な事態だったかもしれないけど、突風は心地よかった。2026/07/01
いっちゃん
9
こどもがミイラにされるなんて、考えたらかわいそう。無事、お母さんのもとへ帰れると良いけど。2019/11/12
いっちゃん
9
ミイラって、本物見たら泣くほど怖いんやけどな、このミイラは可愛い。ミイラでいるより、お母さんの元へ飛んでいった方が幸せで良かったと思う。ツトムと過ごせたおかげやね2014/11/20
遠い日
6
子どものミイラくん。3000年もの間、孤独に耐えた。やっと友だちになれたツトムと過ごし、里心がつくのも無理はない。ミイラくんの心がビビッドに動き、自分で選択した結末に切なさが募る。2014/07/23
ロイヤルミルクティ
3
せつない展開だけれど、ミイラくん、おかあさんのもとに帰れるといいね。2023/06/23
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