内容説明
日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父のもと、日本で生まれ育ったミックスルーツの副島淳さん。副島さんが物心ついた時には父親はおらず、小学校時代は壮絶ないじめにも遭い、次第に周囲に心を閉ざすように。そんな副島さんにお母さんは「いじめられるのはみんなが淳に興味をもっているから。いつか必ず状況はよくなるよ」と励まし続けたといいます。そんなお母さんの言葉通り、中学に入学して消去法で選んだ部活をきっかけに状況は一変します──。
今ではバラエティー番組やドラマ、映画などで独特の存在感を発揮し、活躍している副島淳さん。そんな副島さんからは想像もできない、「いじめ」「差別」「家庭環境」など、これまでの“山あり谷あり”の人生を全編『本音全開』で語り尽くします。各章の最後には、コラム(「副島 淳 魂の叫び」)を挿入し、さらに深く副島さんが考えていること理解いただけること請け合いです。
自分のことが好きになれない、自分に自信が持てない、自分らしさって何だろう──。そんな悩みを抱えるあなたの心に優しく寄り添ってくれる一書です。
巻末には、副島さんが「芸能界の姉」と慕う、タレント・LiLiCoさんとのスペシャルトークも収録!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
17
《私-図書館》彼を知ったのは、アサイチでした。おばあちゃんが、義理父の実母だったとは、知りませんでした。実父が亡くなっていたのは、残念でしたが、異母兄さんが見つかってよかった。志村けんさんとの話も、よかった。2022/07/30
きゃしー
2
今やバスケ番組のMCとして欠かせない、私たちの精神的支柱・副島淳さんの生い立ちを知れる本。ミックスルーツゆえにいじめられた小学生時代、バスケの名将に見いだされた中学時代、バスケのおかげでスポーツ推薦で進学できた高校・大学時代、外国人役のエキストラから名前の付く役に引き上げてくれた先輩俳優との出会い。中学時代は容姿をからかわれたときに自虐ネタで生き延びた。差別だと言って闘うことをしなかった。でも、逃げてでも絶対に生きるほうがいい。さまざまな社会問題の当事者でありながら、自分らしいしなやかな感覚が素敵です。2024/08/22
たまごっちいし
2
そうだった〜。 いじめてたし、いじめられてたな〜。 でも、そんなに辛くなかった。 ほどほどだったということか。 なんか良い本だった。 副島くん、応援します。2022/08/08
こまくさ
1
とても厳しい家庭環境の中で育ち、壮絶ないじめを受け、死ぬことも考えた副島くん。 今あるあたたかい人柄は、これまでの苦労の中から培われたものではないかと思います。 国籍や外見に関わらず、どんな人も分け隔てなくふつうに生きられるようになって欲しいと、心から思います。 2024/03/07
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