内容説明
小さなことが気になって傷つく。生きづらいし、コミュニケーションがうまくはかれない。
そんな人が、それでもいいんだ、それが自分なんだ、と思えるHSP著者による自伝的イラストエッセイ。
Twitterでかわいらしい低空飛行ウサギのイラストと、リアルな心情をエピソードがわかる言葉で綴っているなおにゃんさん。子供のころから、自己肯定感低めで、いろいろなことが気になって辛かったそう。
そんな彼女の辛かった体験を、彼女はどう思ってどう乗り切ってきたのか(または辛い思い出のままのことも)を素直な言葉で綴られています。
HSP気質までいかずとも、人付き合いが苦手だったり、自己肯定感低めな人の誰しもが、心当たりあるエピソードがいっぱい。私だけじゃないんだ、と心が救われる本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
39
題名が面白かったので図書館で借りました。作者のイラストにはユーモアがあって噴き出すこともあったのですが、内容は重たいです。他人の目が気になり、小さなことで傷ついてしまうハイリー・センシティブ・パーソンとしての生き方が描かれています。今は開き直って他人の目も気にならなくなっていますが、昔は作者に似たところがあったので、ここに書かれていることは他人事とは思えませんでした。特に親の期待を裏切らないようにと四苦八苦することに共感。苦しいことを乗り越えて、作者がたどり着いた境地が素晴らしいです。2024/10/02
ゆう
13
HSPと自覚している著者のエッセイ。正直、今の自分には合わない内容だった。なので流し読み。人と関わらないために遠くの喫茶店にランチに出て、休憩時間までに会社に戻れないって…。それはちょっと…って内容もちょくちょく。本当に頑張りすぎてる人にとっては心を軽くしてくれる良い本でもあるのかな。挿絵のイラストがとても可愛い。2023/03/16
みなのん
10
Xでよく見かけていて励まされた記憶がある。2024/09/13
えがお
10
「繊細さん」で「気にしい」の著者が、生きづらさ拗らせて鬱、退職のどん底に沈んで、折り合える今を見つけるまでの半生描いた絵本調コミックエッセイ。私もADHD傾向強くて生きづらさ抱えてきたけど、著者はその比じゃなく、HSPの人の生きづらさ片鱗学べ予想外?の良書。未だに中学時代の部活の指導から悪夢にうなされると言うし、進学校通う優等生ながら化粧がダメなら退学しようと思い詰めたという。実は姉も生きづらさ抱えて45で自死してしまったんだけど、こんな感じだったのかな…と生前理解しきれてなかった姉の生きづらさを想った。2022/11/12
ozoz
9
タイトルが一番響いた。内容はそこまで深さを感じられず、共感薄め。生きづらさはHSPの気質によるものも分かるが、うーん?ってとこも。2023/03/25
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