内容説明
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「ひとが生きるリアリティ」に迫るためにはどういうやりかたで研究するのがよいのか?
一人称研究はこの問いと格闘してきた者たちが人工知能や認知科学の分野から提唱した手法である。
本書は三部構成となっており、第1部は理論、第2部は実践研究事例、第3部はまとめとしている。
第1部と第2部を行ったり来たりしながら読み進めることで、一人称研究をどう遂行すればよいのか、分析をどう行えばよいのか、得られた知見をどう評価すればよいのかが理解しやすくなっている。
始まったばかりの研究方法「一人称研究」の理解と実践に最適な一冊。
目次
第1部
第1章 一人称研究とは
第2章 「からだメタ認知」というメソッド
第3章 一人称研究の初期スタイル
第4章 からだメタ認知の基盤理論:外的表象化
第5章 からだメタ認知の実践:ことばを促す手法とマインド
第6章 からだメタ認知の哲学?身体とことばを統合して生き抜く
第2部
第7章 実践研究事例その1:カフェの居心地を探る
第8章 実践研究事例その2:街の見心地を探る
第9章 実践研究事例その3:音楽鑑賞体験を探る
第10章 実践研究事例その4:生活と競技が一体となり身体スキルを学ぶ
第3部
第11章 一人称研究実践の総括