おかあちゃん、こんな僕やけど、産んでくれてありがとう - 精神障がいがある人の家族15の軌跡

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おかあちゃん、こんな僕やけど、産んでくれてありがとう - 精神障がいがある人の家族15の軌跡

  • 著者名:青木聖久
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • ペンコム(インプレス)(2021/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784295406372

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内容説明

「自分の子どもだから、殺されてもいいじゃないか」
仕事に打ち込む日々の夫が、妻に放った言葉。その時、妻は。それから、夫は。
第4話「父として息子の病気に向き合う」ほか、精神障がいがある人の家族15の軌跡をインタビュー。真の幸せとは何かを問う。「用語解説」付き
第1章 15の軌跡、第2章 用語解説、第3章 つながる
「みんなねっとライブラリー」シリーズ第4弾、「公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会」監修
【精神障がいがある人の「家族の軌跡」を知ることは、今、孤立し、追い詰められている全ての人が、自分や他者を愛おしむことにつながる】
ある日突然、「精神障がいがある人の家族」という立場になることは珍しいことではありません。そのことに家族は、大いにとまどい、もがき苦しみ、現状を受け入れることに、多くの時間を費やすことが少なくないのです。
本書では、精神障がいがある子ども・きょうだい・配偶者と人生を共にしてきた、15の家族を紹介しています。苦悩や葛藤を経て、仲間や支援者たちとつながることで、明るく笑えるようになり、前向きな人生を取り戻していかれた15の「家族の軌跡」を知ることで、今、孤立し、追い詰められている方々が、自分や他者を愛おしむことにつながれば幸いです。
社会福祉学博士の青木聖久教授(日本福祉大学)が、精神保健福祉領域のソーシャルワーカーとして34年間にわたり、精神障がいがある人、及び、その家族と寄り添ってきた視点から、15の家族にインタビューをし、過去とどのように折り合いをつけ、未来へ歩み出したのかを紹介。家族は仲間と出会い、気負わず、かつ発想の転換を通して、自分を大切にした生き方を考えられるようになります。また、支援者は人の想いを知る原点回帰を通して、専門的支援の向上につながります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れに

4
辛口ごめんなさい。なんとも薄っぺらい内容。自分の家族は祖母、叔母、父、母が精神障害etc.患っていた。精神障害がある家族の実態ってあまり公にはならずひた隠しにされがちだが本当に本当に大変。それこそ血反吐がでる想いで日々の生活を自分の感情を殺しながら(感情なんてあったら邪魔なだけ)家族の犠牲になりながら生きている。やまない雨はない←は?いつまでもまってらんねーよ今すぐ雨やませろ(怒)って感じだった。そういうドロドロが絶対にあるはずなのにこの本には家族の綺麗なところしか描かれていない。期待外れでしかなかった。2024/04/12

ひとみさん

1
大好きな恩師、青木先生の著書。 温かな筆致に心がほぐれていく。 前半、ほろりときたエピソードがあったなぁ。人生は実に、ドラマチックだ。2022/08/12

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