才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

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才能の科学 人と組織の可能性を解放し、飛躍的に成長させる方法

  • ISBN:9784309300221

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内容説明

ビジネス、スポーツ、芸術、学問……「才能がないから」と諦めている人へ。世界的ベストセラー『失敗の科学』『多様性の科学』著者による、科学的な能力の伸ばし方。『非才!』を改題復刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

94
絶対的な量と質が大事。さらに様々なジャンルに存在する「神童」と言われる生まれつきの遺伝については、著者は懐疑的な姿勢を取る。他にも、白人、黒人、先住民などの特質性をあげつつも、遺伝子レベルで調べると、ほとんどの差異は見当たらない。そして、プラシーボ効果やステレオタイプにも言及していく。想像以上に説得力があるが、結局「そうは言うけど」と言いたくなってしまう。これを読んで、積極的か消極的な生き方になるか、読者次第だ。2025/11/27

Koichiro Minematsu

54
科学的な才能がステレオタイプに評価されるのではなく、10000時間の目的性訓練にあると言うこと。そう才能は努力で作られるのです。2023/07/25

くさてる

25
この世には遺伝的に決まる「才能」なんてない。すべては努力(と運)だ、という主張には説得力があって面白かった。その努力ができるのが生まれつきの「才能」なんじゃないの?という気もするし、生得的な才能はともかく、努力できる環境に生まれるのもある意味、生まれつきの要因では、と思わないでもない。でもやっぱりそれ以上に努力と運で花開く才能がある、というストーリーの力強さに惹かれてしまう。興味深い一冊でした。2023/03/29

ta_chanko

21
天賦の才能や遺伝的資質は幻想。努力や鍛錬のみが能力を創る。超人的パフォーマンスも、努力や鍛錬と、経験から得られた総合的知識の賜物。目的にかなった意味のある鍛錬を1万時間ほど継続できれば、誰でも一流になれる。ただし、それに適した偶然の環境や、必ず成功できるという信念や思い込みも不可欠。ケニアの長距離走者、西アフリカ出身者の短距離走者の遺伝的多様性は大きく、遺伝的資質が成功の要因とは言えない。アメリカの黒人がスポーツで活躍するのも、経済的要因が大きい。他の分野での活躍が阻害されているから。努力に勝る才能は無し2022/08/07

かも

17
★★★☆☆才能の存在を否定して努力の重要性を説く。著者の主張は明快ではあるが極端で、訳者の解説が中和してくれる。成長を信じる前向きな心構え、自分ごとと捉えることによる持続的なモチベーション、目的をもった圧倒的な量の練習、即座のフィードバックなどの要件が揃うと成功する。個人的には世界や日本で一番を目指してないのでそこまで努力する気はないが、努力は裏切らないことを自分に言い聞かせることができて良かったと思う。2024/04/09

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