内容説明
「ノブナカなんなん?」「真相報道 バンキシャ! 」などで話題の“自給自足家族、初めての著書! 青森県某所---この北の大地に、自給自足で暮らす家族がいます。 家は廃材で建て、野菜類は畑で栽培! ガス、水道、電気の契約もなし! お金はほとんど使わない! にわかには信じられないような生活のリアルを描いたエッセイです。 現代で自給自足ってどうやるの!? お金はどうしてんのさ? などなど、気になることはたくさんありますが、その生活の仕方は本書の中に書かれています。 たとえば、「田舎のルンバは、ニワトリ」「突然来る、知らんオッサン」「動くソーラーパネル」「自然は最高の先生。自給自足的な子育て」など、その日常をユーモアあふれる文章で紹介。 もちろん、文明の利器に一切たよらないわけではなく、パソコンやタブレットだって使い、朝は挽きたてのコーヒーを味わうといったハイブリッドな自給自足生活です。 読み進めていくうちに、そもそも何でこんな生活を選んだの? という夫婦の原点もわかってきます。 何より魅力的なのは、「節約節約! 」とか「しんどい! 」といった息苦しさがまったくなく、毎日を、一瞬一瞬を生き生きとされている家族の様子です。 まずは試し読みいただいて、「ピン! 」と来た方には、ぜひ一読いただきたい1冊。 日常がハッと変わるような気づきと勇気がもらえる本になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
80
「なくても幸せ」、オフグリッドな自給自足を体現されているご家族のエッセイ。実際のところ0円はさすがに誇張表現のようですが、持たざる暮らしを体現しておられます。とはいえ、徒歩10分の実家と世襲の果樹園、自給自足の地所としてアドバンテージが高いと言わざるを得ないなぁ。文章だけではよくわからないところには、著者自身による的確な挿絵が入っており、とても読みやすかったです。軽やかな文章で「楽しい」が、たくさん伝わってきました。2022/09/08
どあら
36
購入して読了。TV番組で見て知った家族のお話。災害時も通常通りとのことでスゴイと思いました❗️ 便利な生活に慣れてしまうと中々難しいでしょうが、土に還せる生ゴミ位は庭で堆肥にしたいと頑張っている最中です🖐️2025/05/06
ぐっち
18
電気・水道・ガスも契約しないで、実家の土地で0円暮らし。ガスはまあお手製コンロでもいけそうだが、電気と上下水道はそうはいっても最低限あった方がよいかと思った。あと、動物性たんぱく質は買った方がよいかと思った。ここまで振り切っているからこそ本になるんだろうなあ。本質的なところではないですが、2人の初デート?の話は好きです。2022/09/03
クマシカ
17
テレビでお馴染みの家族。青森という寒い土地でこの生活は尊敬する。二人共働き者だなぁ。野菜や果物に保存食に調味料、食のほとんどは奥さんが生み出していて本当に神様みたい。御用聞きも地域の役に立っているし、メディアを通してこういう生き方や考え方を広めてるのもインフルエンサーとして成功してますね。週末だけでもこんな暮らしができたら楽しそう。同じビジョンを持って夫婦で支え合って日々学んでいってるのも素晴らしい。徒歩10分以内に銭湯があって年間フリーパスで毎日入れるならいいんだけど…笑2023/03/08
Ayakankoku
14
ページをめくるたびに時給自足生活への思いが伝わってくる! 余一パパさんも、ゆにママさんも日常のあれっ、ここが変だよって部分をほったらかしにしないで向き合って、色々生み出して行動していて、改めて素敵だなと思いました。 ゆにママさんの、心の奥ではやりたいなと思うことがあるならば、それはやらない手はないという言葉、響きました! やりたいことだらけ、あれもこれも手を出してみよう! パワーをもらえた1冊でした! 2022/09/19