内容説明
「なぜ医師は、健康診断や人間ドックを受けないのか」
編集者のこんな疑問が、本書刊行の発端になりました。
彼が言うには、何人もの高名な医師たちと書籍を作ってきたけど、だれも人間ドックを受けていないし、これからも受けない、と語ったと(ちなみに、僕もそうです)。それで彼が思ったのは、医師たちは「肝腎なことを知っているのに、一般の人たちに言わないのではないか」と。結論を言えば、そのとおりです。人びとは検査や治療に関し、いろいろな重要事実を医師たちから教えてもらえずにいます。たとえばそもそも欧米には、職場での健康診断(健診)や人間ドックが存在しない、ということをご存じですか?(「はじめに」より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくとみん
23
近藤誠が死ぬ少し前に書いた総まとめのような本。163ページに「心停止したときに救急車を呼んでほしくないなと思っています。」と書かれてあった。予感していたのだろうか。いろんなことを教えてもらった感謝の気持ちでいっぱいです。在宅で死ねるようやっていきます。2025/10/17
Makoto Yamamoto
15
安らかにこの世を去るには?という視点で読ませてもらった。著者は虚血性心疾患で73歳で他界してしまったが、同じような主張をしていた中村仁一先生は81歳で他界。 抗ガン剤が効く人、効かない人がいるのは間違いなく、3人の内70代の二人は癌が消えてしまって、60代の一人はいまだに抗がん剤で辛い日々を送っている。 QOLを保ちながら最期を迎える一つの選択肢だと思う。 個人的には著者の年齢を越えてしまっているので、このまま薬を飲まずに生活していきたいと思う。2024/12/22
コピスス
11
2月に読んだ萬田緑平氏の「家で死のう!」に通じるところがあると感じた。医師もボランティアじゃないから、やっぱりお金もうけしたいだろうしね。近藤誠氏の考えが全てではないかもしれないけど、一般的な医師の言うこと全てが正しいわけでもないかもね。2024/04/24
ヨハネス
9
自分でも意外なことに著者初読み。かなり昔から「ガンで死にたい」と思っているので読む必要がないと思ったのか。コロナ感染を恐れ受診が遅れ、若くして(と言っても50,60代だが)ガン死した知人が二人もいるけれど。国民総死亡数が減ったのでまるでいいことのように書いている。「総コレステロール値が低いほど総死亡率は上がる」「子宮頸部の上皮内癌はウイルスによる慢性感染症をガンと強弁している」「CT検査はX線の300倍被ばく」など「医者が言わないこと」が知れたのはよかった。事前の意思表明(リビングウィル」の見本も良い。2022/07/25
K T
6
近藤誠先生お亡くなりになってしまい寂しいです。 平易な言葉で書かれてます。 クスリ嫌いなのでがんになってもそのままでいたいです 2023/03/24




