狂言えほん<br> ぶす

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狂言えほん
ぶす

  • 著者名:内田麟太郎【文】/長谷川義史【絵】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • ポプラ社(2022/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591098417

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内容説明

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留守中に砂糖を使用人に盗み食いされたくないと思った、ケチな主人。使用人達に、砂糖のことを猛毒「附子」だと言って、絶対に近づかないよう脅して出かける。使用人2人は最初、猛毒に怯えながら留守番をしていたが、やがて怖いもの見たさに中を見る。すると、なんとも美味しそう。一人が勇気を出して食べてみると、なんと中身は砂糖!二人は夢中になって全部食べてしまう。さて、主人が帰ってきた時、2人はどんな言い訳をする?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
ほとんどの方がご存知の狂言「ぶす」を子供向けの絵本にしたもので、かなりシュールな絵が大人も笑わせてくれます。主人の顔や冠者の二人など見ただけで楽しくなります。かなり小さい子供などはあまり理解できないかもしれません。2017/11/19

それいゆ

83
2年生に朝の全校一斉読書の時間に読み聞かせをしました。学校支援のボランティアグループによる読み聞かせですが、この絵本は文字数が意外と多くて、20分かかりました。自分で読むのはたいへんかな?と思いますが、ところどころ説明を加えながら読んだので、内容はよく解ったみたいでした。読み聞かせ後、何人もの子が感想を言ってくれました。毒を食べた後どうなるのか?ドキドキしながら聞いていたようです。2015/01/16

それいゆ

51
3年生に読み聞かせをしました。同じ狂言絵本の「かきやまぶし」と「かたつむり」よりもこの「ぶす」の方が内容も分かりやすくて、面白そうでした。かけじくを破る場面は子どもたちにも理解できますが、大天目を割るという表現は大茶碗を割って粉々にしたと置き換えて読みました。子どもたちは、ぶすを食べても死なないので不思議いっぱいで、どんな終わり方をするのか興味津々だっだったようです。2014/07/04

Willie the Wildcat

46
見るな!と言われれば気になるのが人の心。「嘘も方便」、「嘘から出た真」・・・。嘘に纏わる諺も多々。生活の潤滑油になる嘘ならいいかも!って感じさせる。『附子』。だからこそ、主人も笑って許せる度量が欲しかったかなぁ・・・。絵は、水彩画で元気一杯!次郎冠者・太郎冠者の豊かな表情。中でも、言い訳の時ですね。何気に家紋なども愛らしい。2013/08/25

香菜子(かなこ・Kanako)

37
ぶす (狂言えほん)。内田麟太郎先生の著書。狂言の曲目にあるぶすのお話を子供向けに描いた絵本。子供たちへの読み聞かせれば、狂言への興味が湧くきっかけになるかもしれません。2019/08/12

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