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内容説明
1000匹以上の野生のニホンザルが暮らすサルの王国・高崎山。ここに、2つの群れのボスになり、800匹の群れをたった1匹でけちらしたオスザルがいました。その名は「ベンツ」。ベンツはどのように育ち、どんな一生を送ったのでしょうか。かれの手に汗をにぎる活躍とともに、わたしたちにとって身近な野生動物であるニホンザルの生活がわかるノンフィクションです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てんちゃん
31
高崎山のボス猿「ベンツ」の波乱の一生を追ったノンフィクション。幼くして母を亡くし早くから周囲に揉まれながら育ったためか高崎山史上最年少でボス猿に就任。しかし、道ならぬ恋をして失脚。別のグループに移るも最下位から出発して再度のボス猿就任。序列に敬意を払ったり兄弟分に厚い友情をみせたり、任侠映画さながらのサル社会の様子も読んでて非常に面白いです。人間社会の原点を垣間見るような感もあり、児童書ですが、大人も楽しめる一冊。2017/04/03
ローリー
6
図書館で借りました。大分県は高崎山のニホンザルの中で、2つの群れでボスを張った「ベンツ」の一生を描きだした本です。その存在はテレビなどで聞きかじっていましたが、本になってちゃんと読んで、改めて面白い存在だったんだなと知りました。ただ、研究のためとは言え、自然に対して手を加えたがためにサルに起きている変化を思うと、これ以上手を出すことは控えた方がいいのではないかとも思いました。放置もできないでしょうから難しいのでしょうが、それがベンツのような個性的なボスザルが出てこない理由なんではないでしょうか。2015/02/23
fukuokakomachi
3
名前とその強烈な人生(猿生?)を知った時にはすでに亡くなっていた有名な高崎山のボスザル。本書を読んで改めて彼のすごさを知ったが、確かに彼の生き方には「アルファ・オス」という呼称はなじまない。 高崎山のサルにぼっちゃんが増え、人間にも慣れ、小ぶりになっていくのは彼らの社会が成熟してきた証なのかもしれないが、これほど強烈なキャラクターを持つサルが今後あらわれなくなるかと思うとさみしい。2015/07/19
こたちゅう
2
子供向けの本なので、すぐ読める。分かりやすい文章。また、この高崎山のベンツというニホンザル、話題になっていたそうだが私は知らなかった。高崎山が大分県にあるというのさえ知らなかった。サル学って面白いという印象があったが、なるほどこれは面白い。2023/12/11
🌿
2
面白かった!ニュースでちらっと聞いたことのあるなーくらいのベンツの一生がこんなに人情味をおびて、激動のものだったなんて!2021/03/13
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