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内容説明
グローバリゼーションの圧力に直面し経済成長と社会変容というジレンマを抱える途上国の現状を著者の現地経験をもとに紹介するとともに現在の開発問題をとらえ直す。
目次
はじめに
第1章 途上国の国際統合とはなにか
第2章 市場経済の浸透と社会変容
第3章 明治日本の国際化と工業化
第4章 最後発国の貿易自由化--ベトナム
第5章 アジア危機の歴史的意義
第6章 どこへ向かえばよいのか--中央アジアの選択
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある本棚
9
20年前の本で時事的な部分は古びているが、著者の主張は明快で現在にも通用する。すなわち、途上国の経済政策の立案に際しては、机上の理論に固執したり、ましてやその理論を金科玉条のように偏愛するのでなく、実態を直視し、プラグマティックに考えなければならない。著者の重視する幼稚産業保護論は今なお傍流であるが、市場化一辺倒でうまくいっていない国を見るにつけ、新古典経済的な考え方では不十分なことを痛感する。2022/07/18
Nobu A
5
2000年初版。ここ数年グローバリゼーションの是非が気になっていた。国際政治、実体経済、金融等の資産経済等、様々な要因が複雑に絡み、加えて各国各産業の状況は異なり、答えの一般化は出来ない。IMF勤務経験を経て現政策研究大学(経済学)教授の筆者も冒頭でそのように述べ、途上国・移行国のジレンマの詳述に留まる。具体的にはベトナムやタイ等アジア数カ国の当時の状況を概観。そこから様々なことが見えてくる。非常に示唆に富む。読了後、筆者をググってみた。本著はサントリー学芸賞受賞。納得。やや難解だが出合いに感謝。良書。2020/05/27
さるお
2
1章と5章だけ読んだ2012/05/21
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