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内容説明
川端康成、向田邦子など紳士淑女は「何を」食べた?名物料理、逸品のレシピを惜しげもなく収載。京料理界最年少で「現代の名工」に選ばれたご主人の集大成。「浜作」は日本最初の割烹料理店で、創業当時から国内外を問わず紳士淑女がその味のファンとなり、集った名店です。川端康成は「古都の味 日本の味 浜作」とたたえ、揮毫したほど。“御贔屓さん”はどんな料理を所望し食したのか【御贔屓献立帖】、そして多くの食通を魅了した名物料理、逸品のレシピが惜しげもなく本書には収載されています【料理心得帖】。あまりに盛況で“予約がとれない”料理教室を主宰しているご主人ならではのアドバイスが随所にあり、本格和食に挑戦する手引きとしても最適です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
才谷
3
派手さはないと言っておられるが作業の細やかさ丁寧さはとても家庭で再現するのは難しそうだが少しでも取り入れることができれば幸い。あと数年で閉店とのことだが他人のことながら数々の名品といってもいい食器類はどうなるのだろうか?どれも美術館にあっても不思議でない品々。2022/09/14
さく
1
来店された著名人の方のエピソードと、数々のお料理。どれも貴重なお話。胡麻豆腐やだし巻き卵など、家でも食べられるものが出てくるけど、丁寧な下拵えと素敵な器でこうも変わるとは。器も、盛り付けるものを邪魔しないけど存在感がある、といった感じのものばかり。派手で凝ったものだと、美しいけど器としては機能しなくなる。その観点で器を選んでいるのが料理人という感じ。料理屋さんの料理をマネするのは大変だけど、プロの心意気だけでも知れたから満足。2022/10/12