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内容説明
空を飛べなくたって自分にしかできない「飛び方」がきっとある!自信を失いそうなときに勇気を届ける物語。人気絵本作家・遊び歌デュオ×人気イラストレーターのコラボ。「鳥なのに、翼はあるのに、空を飛べない」落ち込むペンギンを励ますのは、2頭のアザラシのきょうだいです。「きみは海を泳げるじゃないか」「きみたちみたいに泳げる鳥なんて、いやしないよ」。あたたかい声に勇気をもらったペンギンは、海に飛び込みます。〈自分なりの飛び方をみつける〉自信をなくして、自分を見失いそうなときに読んでほしい、そして多様な生き方を尊重する社会について考えるきっかけにもなる絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
32
新着棚で。あほうどりに飛べないことをバカにされたペンギンが落ち込んでいると、アザラシの兄弟アラシとザラシが歌う。「とべない ペンギン うみを およぐ まるで そらを とんでるみたい」ないものねだり、隣の芝生は青い。でも、実は自身の素晴らしさに気づいていないだけ。リアルを認めるのがいいなと思っていたら、最後はファンタジー。楽しいけれど、リアルのままが良かったような? 楽譜付き。 (企画・原案)の「ロケットくれよん」さんは、あそびうたデュオ(最近、こういう人たち増えたなあ)。北村人さんの絵がかわいい♪2022/09/07
ケ・セラ・セラ
21
アホウドリみたいに平気で他者を傷つける者もいれば、アザラシ兄弟のように秀でたところを讃えてくれる者もいる。誰もがそれぞれの魅力を持っているけれど、アザラシ兄弟のように他者の魅力に気づける人でありたいですね。まぁ、アホウドリも反省しているみたいではありますが。2024/06/17
k sato
21
ペンギンは劣等感を見事に克服!アホウドリはペンギンに、「鳥のくせに飛べないなんておかしい」と揶揄しました。落ち込むペンギンの前に、二頭のアザラシきょうだいが現れます。ペンギンの特技を称えながら歌い出すのでした。ペンギンが海の中をロケットのようにスイスイと泳ぐ様子は、海の中を飛んでいるようだと・・・(´▽`)アザラシきょうだいの視点がいいですね。他人の強みを見抜く力って社会でも役に立ちますから。ペンギンも自分の特性を認識できて良かったです。アホウドリは視野が狭いですね。多数派信仰という価値観はもう古い。2023/06/18
ツキノ
18
【ペンギンもとべるんだよ】2022年7月発行。ロケットくれよんのおふたりはこの絵本で初めて知った。きっとあるだろうと思ったYouTube→https://www.youtube.com/watch?v=5CB29KD4KME 夏のおはなし会でやったら楽しそう!絵の北村人さん、「ひと」と書いて「じん」と読む。文はおなじみ中川ひろたかさん。他者と比べることの無意味さ。【149】2023/08/21
ゆっき
16
「ぼくとりなのにそらをとべないんだ」あほうどりみたいに空を飛んでみたいペンギンくん。空を飛んでるみたいに、海を泳いだり氷をすべったりできるペンギンくんを「かっこいい!」と褒めるあざらしの兄弟が最高。誰かに自分のいいところを見つけてもらえるって幸せ。ロケットペンギン、発射OK!2022/07/16
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