パンデミックなき未来へ 僕たちにできること

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パンデミックなき未来へ 僕たちにできること

  • ISBN:9784152101440

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内容説明

世界20カ国語に翻訳 日本語版緊急刊行 僕たちはどうすれば、感染症の世界的大流行=パンデミックのないコロナ後の世界を構築できるのだろうか。慈善家として20年以上にわたり世界の健康問題や疾病撲滅に取り組んできたビル・ゲイツが、最新科学とデータをもとに実現可能な希望の未来を提示する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

84
今ゲイツ氏がリソースを注ぎ込むべきと考えているのは、気候変動問題とパンデミックと保健だとの事。氏が書かれている著書はこれまでに3冊。上記2テーマとかなり以前のコンピュータ改革。本書はパンデミック半ばの振り返りとなっている。賛否両論や発展途上国の幼児はワクチン漬けだという批判もあろうが、正直、先の気候のテーマ即ち環境に関する事も同じなのだが、資本力がある個人が総力挙げて調査し取り組む事は勉強となる。なかなか専門的で難解な箇所もあるが、現代の知恵とアイデアとして前書と共に読む価値ある本であった。2022/10/10

Aya Murakami

73
ehon注文、地元の個人経営書店で購入。 ウイルスを避けつつ経済を成長させよう!そしてその資金で次のパンデミックに備えてワクチンと治療薬を製造・確保・配布しよう。という感じの表紙イラストかな?シンプルでいいイラストです。 アジア勢が結構いい対策をしていて、アメリカが微妙な対策をしていたというのは驚きです。人間を月に送った国なのに…。 そして健康格差の問題は心が痛みます。健康格差でよりたくさんの子供が生まれ、ますます家庭が貧乏になっていく。少子化対策で見落とされる子供が増える不の側面を垣間見ました。2023/07/29

まちゃ

57
ビル&メリンダ・ゲイツ財団で貧困、保健分野の活動を展開するゲイツ氏からのCOVID-19パンデミック後の将来への提言。COVID-19パンデミックへの対応の振り返りと、国際保健と公衆衛生の入門として良書だと思います。少なくとも、まだ収束していないCOVID-19と、将来発生するであろう別の感染症によるパンデミックにどう対応するべきか考える切っ掛けと、その際の判断基準を得ることができると思います。2022/07/24

Kiyoshi Utsugi

33
この本を読んで初めて、アウトブレイク、エピデミック、パンデミックの違いを知りました。 アウトブレイクは、局所的に感染者が急増したときのこと、エピデミックは、国や地域の中でアウトブレイクがより広範囲に拡大した時のこと、パンデミックはエピデミックが地球規模になり、複数の大陸を襲った時のことを言うとのことです。 それ以外にもmRNAは、初めて知りました。😅 日本でも適用されたファイザー、モデルナのワクチンは、このmRNAに基づくワクチンとのこと。 久しぶりに心から感動した本でした。2022/11/24

おひさまリボン

10
世界の健康格差、教育格差に真剣に取り組んでいらっしゃる姿がただただ尊い。我々にできることは、しっかりとしたリーダーを選挙で選ぶことであり、嘘の情報に振り回されないこというシンプルなメッセージも彼が語ると深く意味のあるものにある。2022/09/10

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