内容説明
母親の認知症を機に、65歳でヘルパー2級の資格を取得。約5年間のデイサービスでの就業経験の中で見聞きした悲喜交々の話を40篇の日記風に収録。経験者だからこそわかる業界用語もわかりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふるしゅん
4
雑誌や作家の仕事をしてきた著者が、母親の認知症をきっかけにデイサービスで働き始めた。その仕事の日常を綴ったもの。週刊誌くさいゲスなネタもあって、なんだかなぁ。まぁ介護業界はどこも、人が、キビしいなぁという感想。2023/05/21
emiko
3
介護の世界の現状を面白おかしく書かれていて、若い人はちよっと躊躇してしまうかもしれない。しかし、見方を変えて年齢を重ねた人が読めば、なんと色んな人間の集まりかと思えてくる。老いを考えるケースとしては充分ですね。2023/11/11
ベータケ(betake)
2
著者は元週刊誌アンカーマン、推理作家などを経験しており、文章がとても読みやすい。会話をうまく使っている。ライターの仕事をしている人は、読んでおいた方がいい。2024/08/22
ハザマー
2
高齢者施設でのイジメはよく耳にしますが、継続しない訳ですね。 皆加齢により考えさせられることゆえ、勉強になりました。2022/10/21
tomoaoso
2
三五館シンシャから出ているお仕事本が好きな人におススメ。 介護職員不足で「無常識」な人を辞めさせる事ができない介護業界の未来は暗い。 作者が務めているデイサービスは一度事業停止になった方がいいと思う。2022/08/11