マリッジ・ミーティング

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マリッジ・ミーティング

  • 著者名:高橋葉介【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 早川書房(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152097613

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内容説明

小説家の平成は今日も変わった相手とお見合いをしていた。そう、妖怪、幽霊、その他もろもろ、この世のものならざる女性ばかりが相手なのだ! 彼のお見合いを波瀾万丈で……こんな出逢いの場があったとは!? 普通じゃないマッチング満載の妖印婚活コミック!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

33
とうとう発見!早川のミステリマガジン連載作品はなかなか地方じゃ見つからないよ~。この物語は、主人公が様々なお見合いをするのだけれど、相手が心中志願者、人面疽持ち、水妖、壺中の女、幽霊などなど・・・。そして主人公につきまとう小鳩ちゃんはイマジナリーな存在?過去の残滓?コミカルながら切なくもあります。主人公が選択しなかった未来や過去、そんな場所から来た小鳩ちゃんは、現実には結ばれず逝ってしまった鳩子さんとの共同幻想だったのかな。とても暖かいエンディング。2018/08/21

くさてる

20
ああいいなあ。葉介先生の軽やかでなのに泥つくように濃い描線で飄々と描かれる、なんとも先生でないと描けないお話です。お見合い相手がみな訳ありの化け物や妖怪という作家のそばには寄り添う少女の姿があり、その少女とは……という引きもいいし、和やかなハッピーエンドのラストも楽しい。ファンタジーなのに妖怪譚でありグロさもあるのに可愛い。まさに葉介ワールドです。2018/06/14

やんも

10
ちょっと怪奇味が薄めなのが残念かなぁ。あえて強烈な怪談にはしなかったのか。お見合いと言えば他のシリーズで強烈なのがあったから、妄想系の路線で行くといったことなのかな、おちゃらけも一切なし。帯の「妖怪女子、幽霊女子」という謳い文句はちょっと内容とそぐわないかも、「読めばご利益」の理由は、作者のあとがきに書いてあります。でも、ご利益あるのかなぁ。2018/04/22

コリエル

5
見合いした相手がみんな幽霊や妖怪だったら? というお話で、主人公にしか見ることのできない少女の霊がパートナーとくればオチは見えたなと思ったが、いつもとは若干異なる軌道を描いて予想外のエンディングへ。その理由はあとがきに記してあるのだが、なるほどなあ御祝儀漫画。でもそのおかげでいつものパターンから外れた結末になったし、個人的にはこの終わり方好きだな。2019/03/12

hiro6636

4
一筋縄ではいかないお見合い相手たちと選ばなかった未来がやって来る話。2020/12/25

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