講談社の創作絵本<br> ダレ・ダレ・ダレダ

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講談社の創作絵本
ダレ・ダレ・ダレダ

  • ISBN:9784061324497

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内容説明

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みんな悩みはある。で、この悩み、ダレの?
月夜に美しく浮かび上がる動物たちのシルエット。さて、この動物たちはだれでしょう。ヒントはユーモラスな悩みごと。面白くて、アーティスティックな絵本です!

・作/越野民雄さんからのメッセージ
ゾウの鼻は、あんなに立派なのに、しっぽはなんであんなに小さいのだろう。
ずっとそう思っていました。
顔にくらべて、お尻は、冷たくされている。
この本は、そんな、ちょっとさびし気な動物たちの、後姿を通して、
オレって、ボクって、わたしって、ダレだとかたりかけてもらいました。
そして、そんな彼らのいろんな悩みを知ってもらえたらうれしいと思います。
そう、強いところだけでなく、目立つところだけでなく、弱いところも、知られてなかった気持ちもわかってあげられたら、ほんとのいいともだちに、なれるはず。

・絵/高畠純さんからのメッセージ
「今度は、オシリからにしてみましょう。」
文章の越野氏、編集のIさん、ぼくの3人で打ち合わせた結果である。
オシリからみた動物たちのシルエット、そこにはある意味省略された形があるのだが、それを表現するために、おっとどっこい、ぼくはしっかりと動物園に足を運んだ。スケッチをし、いくつも写真を撮り、そして観察。あるときは、アフリカゾウにりんごを与えるというチャンスにも出合えた。(ぼくが持ってる棒の先からりんごを取り去るゾウの力は心地よかった。)
ゾウの大きなオシリはしわいっぱい、シマウマの縞のオシリは美しい、長すぎるキリンの脚はいつのまにかオシリに変化、シロクマの意外に小さいポテッとしたシッポ……。オシリにも表情がある。
この絵本、それらを、ブルー、黄色、白と黒で表現する。そして越野氏のちゃめっけある文章がやんわりとユーモアをかもしだす。
どうぞこの絵本をみてください。色や言葉やイメージを感じてください。
そうそう、ページを追うごとに変わる月にも、ちょっと注目を。

【対象年齢:3歳から】
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

38
読み聞かせ(265)シルエットクイズのようになっていた。でも、二年生には簡単。幼児向けかなぁ。最後の答えに、お月さまがのっていて、何故に?と思ったけれど、もう一度ページを見返したら納得でした。2016/02/05

かおりんご

37
読み聞かせ(47)教科書に紹介されているので読んだけれど、簡単だよね。クイズっぽいから楽しくは聞いていたけれど。ストーリーはありません。2016/05/11

やまほん

37
【図書館本】美しい夜に映るのは夜目にもそれと判る様々な動物たちです。「これなぁに?」系の本は子供と一緒に楽しめるので大好きです。2015/10/26

よむよむ

34
先日来ていただいた「おはなし隊」からの寄贈本。ミニ本は子どもたちにプレゼントされ、普通サイズは園に。“セイウチ”と柄モノ4猛獣がむずかしかった~2013/06/23

しぃ

31
2歳次女、意外にも大興奮で食いついてきました。動物好きなのもあるだろうけど。シルエットクイズな絵本で、分かりやすーいのもあればちょいと難しいものも。小1長女も楽しめました。シリーズ続編みたいなので、前のも読んでみよう。2016/03/12

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