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内容説明
地名は、わたしたちの祖先が生み出し、育て、数百年、千数百年にわたって守りつづけてきた貴重な「文化財」である。本書では地名の表記用字に着目し、漢字表記に使われる事物を用いて地名を分類・解説するというユニークな試みを行う。「獣」「身体」「位置」「数」の用字を読み解くなかから、それぞれの地域の豊かな歴史が見えてくる一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
phmchb
3
地名で使われる漢字に注目してまとめた本。巷にある雑学本レベルでPHP新書にしては微妙な出来σ( ̄∇ ̄;)2019/04/14
ぴょこたん
2
地名を「犬」「足」「南北」「一」など26項目に分けて、解説していくもの。発想はよい。 ただ、地名の本なのに、全く地図を載せていないのはいかがなものか?具体的イメージが抱けない。また、筆者が「面白い地名」を挙げるのだが、その地名の「由来は分からない。」と書かれては、なんとも納得がいかない。それも「由来が分からない」が1個や2個ではなく、何十個もでてくる。「~らしい。」も乱発である。これははたして、知識を得るための本、「新書」として成り立っているのだろうか? 2004/09/12