臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

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臼月【うすづき】トウコは援護【まも】りたい

  • 著者名:そえだ信【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 早川書房(2022/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152101457

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内容説明

二月の苫小牧。完全犯罪をもくろむ男が用意した完璧なはずのアリバイは、意外な人物によって崩される。人を【援護/まも】るつもりが、いつも必ず容疑者にしてしまう――史上最も不器用な「探偵」が活躍する、デビュー作『掃除機探偵の推理と冒険』に続く新感覚ミステリ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっこ

68
殺人を犯した犯人目線からの4話短編集。完璧なアリバイを用意し上手く警察から逃れられると思った矢先、突然現れる職場の新人。「探偵」臼月トウコの倒叙ミステリ。第1章はとても面白く読んだけれど、あとは少しキャラに馴染めなかったり少し疲れた読書だった。2022/12/16

ひさか

53
2022年6月早川書房刊。書き下ろし。4つの連作短編で語られる4つの事件とそれを挟む序詞と結詞が付く。トウコさん面白くって楽しいです。です。どうして刑事の笠置がトウコさんに気づかないのかと不思議に思っていたのが、結詞で明らかに。なるほどそうなのか。驚きのトウコさんです。本作といい地べたを旅立つといい、そえださんって面白いお話を考えつくんだなと感心します。2022/07/27

うまる

34
白い悪魔なのか呪いなのか、とっても優しくて犯人を涙目にする探偵爆誕。倒叙+面白設定がすっごい好み♪ とくに1話目の終盤は笑撃的でした。2話目からパターン的には慣れたものの、ヤツがどこに出てくるかも見どころで楽しかったです。なぜもうそこにいるwwってなりましたね。何か企む時は、周りに、はいい!とやす子みたいな返事をする人がいないかどうか確かめなければ…。警察が無知だったり、ツッコミ所はあると思うけど、細かいことは考えずに、この設定を楽しんでほしいです。犯人たちで被害者の会できそうだなぁ。2022/11/08

よっち

31
自分が犯した殺人の証拠を隠蔽するため完璧なアリバイを用意する犯人たち。しかし最近雇ったいかにも不器用な臼月トウコの一言で窮地に追い詰められてしまう連作倒叙ミステリ。疑惑の渦中にありながら警察の追及をのらりくらりとかわす気鋭のゲーム会社社長、ファミリーレストラン店長、ベテラン漫画家、探偵。なぜかそんな場面に新人バイトとして顔を出す彼女の言動に周囲がイライラするのもわかりますが、毎回彼らを擁護するつもりの余計な発言が、図らずもかえって追い詰めてしまう展開には、犯人ならずともツッコミを入れたくなりました(苦笑)2022/07/27

yuui

19
「犯人じゃない、です」 「そうーかね」 「証明できる、です」 「聞こうか」 このやりとりが妙にツボった🙃 最初から犯人がわかっとってそれを‥‥ なかなか楽しめました🤗📚2022/07/26

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