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内容説明
●知られざる行動・戦略を実証的に解明し、復活のために日本企業が学ぶべき点も示す。
世界的にファミリー企業は、すべての企業のなかの極めて大きな比率を示しています。このプレゼンスの大きさは、ファミリー企業が時代遅れではなく、環境変化にうまく適応してきたことを物語っています。企業がいかに環境変化を乗り越え、長期に存続・成長できるのかを考えるために、ファミリー企業の研究は重要なのです。本書は、ファミリー企業の行動・戦略の特徴を実証的に解明するもの。それがどのようなファミリー企業にいかなる優位性、課題をもたらすかを明らかにし、日本企業にとってのインプリケーションも議論します。
目次
序 章 ファミリー企業を研究する意味
第1章 ファミリー企業の理論
第2章 ファミリー企業は好業績なのか?
第3章 ファミリー企業は「我慢強い」のか?:電気機器・部品産業の設備投資に関する研究
第4章 ファミリー企業はパワー・ヒッターかコンタクト・ヒッターか?:医薬品産業の研究開発に関する研究
第5章 ファミリー企業は新しもの好きか、古いものを大切にするのか?:製薬業界と製菓業界における新製品戦略
第6章 ファミリー企業は内弁慶か?:海外進出、撤退の研究
第7章 ファミリー企業は企業変革できるのか?
終 章 まとめと含意