内容説明
みんな電子出版を馬鹿にしてきた
2014年、Pamlinkが企画製作した『出版の未来』シリーズ第3回「電子書籍を問い続けて」の音声インタビューです。ナビケーターとして「MACLIFE」の編集長だった高木利弘さんが担当しました。音声は、Apple Musicで公開されています。このデータをテキスト化し、関係情報などのリンクを施しました。音声から発した小さな「本」が成り立つことを明らかにしています。テキスト情報を読み、戻り、咀嚼してご覧いただきたいとおもいます。
【著者】
萩野正昭
株式会社ボイジャー創業者。1946年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。1969年港湾建設会社に就職、埋立造成工事に従事。1970年から東映教育映画部で契約演出職として働く。1981年レーザーディスク制作・企画、1990年パイオニアLDC取締役映画製作部長として映画のビジネス展開に従事する。1992年ボイジャー・ジャパンを設立。デジタル出版事業を開始。2013年ボイジャー代表取締役を退任、現在は取締役。著書に、『電子書籍奮戦記』『木で軍艦をつくった男』『これからの本の話をしよう』などがある。
高木利弘
1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。『MACLIFE』など、コンピュータ関連雑誌の編集長を歴任。 株式会社カシスで企画・開発したナレッジプロセッサKacis Publisher/Kacis Writerは、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2001」を受賞する。近著は、『The History of Jobs & Apple』、『ジョブズ伝説』、 『iPhone・iPadヒットアプリ調査報告書2012』など。 株式会社クリエイシオン代表取締役。
目次
電子出版とは何かを問い続けて
1章 ボイジャーを設立するまで
2章 初期作品『A Hard Day’s Night』
3章 エキスパンドブックから
4章 ガラケーからスマホへ
5章 インターネット・アーカイブとの出会い
6章 青空文庫 富田倫生の思い出
7章 浜野保樹が伝えた新しいメディア
8章 貧しいけれども「自由」
付録1
出版人・広告人 100号 インタビュー
付録2
チャレンジすることを忘れてはいけない
あとがき



