内容説明
代々鮮魚卸を営む一家に育った著者。女性が極端に少ない魚業界へ家業の2代目として飛び込み、YouTubeやSNSで「思い」をシェア。「魚好き」とつながりながら、地域や社会から求められる「魚屋さんとして、日々邁進している。創業者である父のやり方を否定するのではなく、先代が苦手なこと、俯瞰で家業を見た時に出てくる弱点(穴)を冷静に分析。ゼロ→イチの成果を出すことで、職場の中で自分の強みを発揮できる「居場所」を手に入れてきた。「徹夜でのおせちづくり」のプロセスをSNSでシェアしたことが、共感ベースの原点。本書では、YouTubeではあまり語られることのなかった子ども時代から現在、そして未来について語りながら、共感ベースの仕事術や発想法について1冊にまとめました。YouTubeチャンネルで人気の、絶品お魚レシピや魚のさばき方の基本も紹介。
「私が魚屋の商いから学んだことが、皆さまのヒントになればうれしいです」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャコタンブルー
63
今は魚が売れない時代になっているらしい。四季折々の旬の魚を食べられるのは幸せなことだと思う。肉では季節感が全く味わえない(笑)。健康面でももっと日本人は魚を食べるべきだと力説したいぐらいだ。小さい頃から父親が営む魚屋の後継をする決意した作者が早稲田を卒業して楽天に入社する。その面接の際に魚屋を継ぐため数年で退社する旨を伝えたが、それでも採用した楽天の太っ腹には関心。それだけ人として魅力があったのだろう。ユーチューブを見たがやはり魅力的だった(笑)。「魚屋の台所下の一色」に行って魚料理を存分に堪能したい。 2022/08/03
Kyo
3
応援したくなる。 お店に行きたくなる。 名古屋駅は近いから行こっかなー♬2022/09/17
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/09/09
Ruko Ohtani
1
読書会で他の参加者さんが紹介していて気になったため、読んでみた。 父親が経営する魚屋を継いだ女性が、小さい頃からの夢である「魚屋さん」を作り上げる過程で得た考え方や組織作りについて書かれている。 内に対しても外に対しても、「こうでなくてはならない」という自分の意見を押し付けるのではなく、まず相手の言うことをよく聞いて理解しようと努めること=「共感」の大切さが伝わって来た。 と同時に、やっぱり「好きこそ物の上手なれ」というのは本当だな、とも思う。 好きでないことには、そもそもここまでの情熱はかけられない2023/10/17
カフェラテ
1
魚屋の二代目がアナログだった魚屋をデジタル化したお話。デジタルマーケティングを活用しプロセスを見せる事で付加価値をつける。商売人は実に自然に顧客目線で物事を考える。そこは自分も体得してみたい。2022/11/01
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