内容説明
グリーンの車体の3000系列の引退にはじまった平成時代の東急電鉄。まさにステンレスカーが全盛を極めた時代であった。伸びゆく直通運転、大きく変わる輸送形態。それにあわせて入れ替わる車両たち。これらの車両のうごきを直通車両も含めて徹底解明した1冊。巻頭では、3020系の登場により出そろった令和時代の新標準車2020系シリーズを詳解。ふんだんなカラー写真を用いて、平成時代に大きく進化した東急電鉄の魅力に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
2019年、目黒線8両化を見据えた輸送力増強用に3020系が竣工した。田園都市線2020系・大井町線急行6020系とともに○○20系シリーズが5000系シリーズの後継として等級の新しいイメージを作りつつある。そして、東急のVVVF車の歴史を飾った車両は東横線・田園都市線から大井町線に移籍し大井町線の世代交代が進む。界磁チョッパの8000系シリーズとともに振り返り、東急の平成の30年間と令和の新時代を見据える一冊。2019/08/21
kaz
0
嫉妬なのかもしれないが、東横線よりも他の路線の方が新しい車両が入っているような気がする。とは言え、ちょっとずつでも変化しているのは確か。図書館の内容紹介は『令和時代の東急電鉄を担う2020系・3020系・6020系の概要、開発者インタビューを収録するほか、現役車両オールガイド、東急電鉄の激動の平成時代、2020系詳細図面集、5000系列組み換え表などを収録』。 2020/11/26