コミックエッセイ<br> 私がシングルファザーになった日

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コミックエッセイ
私がシングルファザーになった日

  • ISBN:9784046815996

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内容説明

それは突然の出来事だった。
ドンッ…という大きな音で目が覚め、音の方を向くとベッドで隣に寝ていたはずの妻の姿が見えない。
慌てて飛び起き妻の様子を見ると、意識がない。僕らの生活はその日から一変した。
「突然いなくなったら、ありがとうもごめんも言えない。当たり前の日々はどれほど幸せだったのか」
ある日突然大切な人を失い、シングルファーザーになったりゅーちゃんねるさんの苦悩や後悔、
のこされた幼い息子との日々を描いた実話コミックエッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

D

50
ある日、突然妻が意識不明となり、病院へ。残されたのは夫と2歳の子供。もう、読んでいる間はずっと泣いていた。義両親や妻の姉妹たち、両親に助けられながら、みんなで悲しみを共有して前に進む様子が描かれていて、もう涙で本が読めなくなって何度も中断した。2025/07/07

たまきら

43
妻に先立たれた無口な男性の体験をコミカライズしたものです。彼の視点で基本描かれているんですが、義姉さんは数か月前に夫にも先立たれており、なんとお辛かったことだろうか、と…。お父様がご遺体を膝枕しておうちに連れて帰り、お通夜を長引かせるエピソードに号泣してしまいました。うち一人娘なので…。毎日を大切にしよう、と思えるエッセイです。ご家族が幸せに過ごされていますように…。2023/09/15

カッパ

10
とにかくせつない。4歳の子どもをのこして亡くなるのはなんとつらかったろう。たまたまだけど妻の親が家族が温かくてよかった。シングルファザーだけど孤独でなくてよかった。そんなふうに思った。2024/10/23

須戸

6
誰がいつ亡くなるかは誰にもわからないが、絶対に避けては通れないことであるし、残された側はその後も生きなければならない。だから、このようなことは、どこでも起こり得ることだと思う。どうしたら乗り越えられるかは人によっても異なるだろうし、どんなに頑張っても乗り越えられない場合もあるから難しい問題だと感じた。著者と同じ経験はしたことがないが、あとがきの「経験したことのないとこの想いはなかなかわかりづらいと思います。【普通の日常】がいかに貴重なものか」という言葉には、【普通の日常】がわからない身としては完全に同意。2022/07/24

モウ

6
ある日突然意識を失った妻。回復することを信じて疑わない家族。看護師の姉だけがもう助からないことがわかっていた。お姉さん、辛かっただろうな。自身の夫を交通事故で亡くしたばかりで妹まで亡くしてしまう。両親の苦しみも子を持つ親としてわかるだろうし、看護師としての客観性もありながら誰にも言えず、このお姉さんが一番辛かったのではないだろうか。辛さに順番なんかないかもしれないが。「経験したことがないとこの想いはなかなかわかりづらい」という言葉が全てだと思う。読めばそうまくんが愛されて育っていることが伝わると思う。2022/07/22

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