日本経済新聞出版<br> AIはすべてを変える Rule of the Robots

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日本経済新聞出版
AIはすべてを変える Rule of the Robots

  • ISBN:9784296113637

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内容説明

AIは第二の電気になる! 本当の革命はこれからだ!
AIは「電気」のように社会にとって不可欠で当たり前の存在になる。だが、同時にディープフェイク、軍事利用など、危険な面も併せ持つ。人間はAIにどう対応すればよいのか? AIをめぐる誇張を排し、その真実に迫る。

■人工知能(AI)は、かつてないスケーラビリティをもつ創造的破壊をもたらし、日々の生活から経済・社会のあらゆる場面で応用されるようになってきている。気候変動や次のパンデミックへの備えでもAIは大いに助けになる。AIは電気のように、公益サービスを担う社会に不可欠な存在になる。

■だが、AIには根本的に深刻な問題もつきまとう。どのようにして「解」を導き出したのかわからないというブラックボックス問題、AIによるディープフェイクの生成、偏見バイアスの強いAI、AIを利用した殺戮兵器――。さらに、人間の知能を超え、コントロールできないかもしれない汎用人工知能の出現をどう考えるべきなのか?

■AIが社会のあらゆる場面で利用されるようになった今こそ、健全な未来の社会を展望するために、AIが何をどう変えるのか、AIの本当の影響力とは何かを見極める必要がある。
人間の未来を知るための最良のガイド!

目次

第1章 迫りくる創造的破壊(ディスラプション)
第2章 AIは第二の電気となる
第3章 誇張されるAI――リアルな現状
第4章 インテリジェントマシン構築の試み
第5章 ディープラーニングとAIの未来
第6章 消えゆく雇用とAIが経済にもたらすもの
第7章 AI監視国家が台頭する
第8章 AIがはらむリスク
結 論 AIの二つの未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チャー

16
AIの可能性やリスク、普及の様子や歴史など多岐にわたって解説した本。AIにできることとできないことといったシンプルな議論に留まらず、学習のバイアスや責任の所在など深い部分にも言及しており内容は非常に重厚である。創造性や繊細さ、人との関りを必要とする業務は苦手とされているが、計算や単純作業の処理能力は圧倒的に高い。一方で、誇張された宣伝文句にあるような万能な能力があるわけではないという認識は重要。倫理観やバイアスなど、学習に用いるデータそのものは人が選択するものであるという指摘は印象的。2022/11/26

はやたろう

11
AIの可能性と脅威は、これまでに何となく見聞きしてきたが、改めてその実情を知るとメリットよりも脅威の方が大きい。はじめにAIは電気のような存在になると書かれていたが、私が意識もしてない中ですでに社会に入り込んでる。顔認証技術などプライバシーはもとより、ディープフェイクは本当に良くない。もはやフェイクがどちらか分からないということが、政治的、軍事的に利用されたら取り返しがつかない。最後に米サイドの視点なので中国の脅威を書いているが、この中に書かれていることが本当なら中国の利用は前向きなのではないか。2023/01/12

takao

2
ふむ2023/07/05

k_jizo

2
★★難しい本だった。顔認証と人種差別、フェイク情報を与え続けることのディープラーニングの課題など普段考えもしなかった問題があることを認識した2023/06/22

トトリベ

2
汎用人工知能の開発がそれぞれ個性的でおもしろい2022/12/05

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