医療貧国ニッポン - 「より手厚く、より安く」が国を滅ぼす

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医療貧国ニッポン - 「より手厚く、より安く」が国を滅ぼす

  • 著者名:奥真也
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2022/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569852294

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内容説明

●国公立の黒字病院の割合は7%、崩壊間近の国民皆保険――。 ●2040年、日本はこのままでは「医療貧国」になる! ●医者も教えてくれない「日本医療の不都合な真実」とは? 現在、日本は「医療先進国」だと言われている。たしかに、優れた国民皆保険制度によって、世界最高水準の保険医療と平均寿命を達成している。しかし、その裏にある「多額の医療費」の存在を忘れてはならない。実際、日本は医療費の公費負担割合が非常に高い。一方、患者自身の負担額は少ないため、「安くて手厚い医療が当たり前」という意識から我々は抜け出せない。このままでは医療費の増大に歯止めがかからず、結果的に、医療費で国が破綻する「医療貧国」になってしまうと著者は警告する。本書では、医療とお金の問題を筆頭に、日本の医療における「不都合な真実」の数々を明らかにする。自分と家族の将来の健康を、自分の頭で考えられるようになる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
「医療先進国」だと言われている日本。一方で医療費の増大に歯止めがかからず、結果的に医療費で国が破綻する「医療貧国」になりかねない問題を提起する一冊。優れた国民皆保険制度によって、世界最高水準の保険医療と平均寿命を達成している日本。一方で医療費の公費負担割合が非常に高く、患者自身の負担額は少ないため「安くて手厚い医療が当たり前」という意識から抜け出せないという問題があって、何でもかんでも病院に行かない、薬を頼らないという意識改革の必要性は感じましたけど、いろいろと複雑な事情が絡み合って簡単ではなさそうです。2022/08/03

投資家の端くれ

2
たまたま平積みになっていたのを手に取ってまとめ買い。 内容は玉石混淆。タイトルと帯は編集者がつけたのであろうか、イマドキの危機感煽りビジネスに乗っかったようで感心しない。1章から3章は、そのへんの週刊誌の医療特集の延長で日本医療の問題点をよくある切り口でなぞってあるだけで読む価値なし。医療を社会問題として考える人は5章「医学部の大問題」だけを、医療を自分の身体と健康にからめて考えたい人は6章(暇があれば7章を)立ち読みすれば十分。PHP新書にしてはつまらない本であった。買う価値なし。2022/06/19

松村 英治

0
仕組みを作って国民の行動を変えることが大切。2022/07/22

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