維新ぎらい

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維新ぎらい

  • 著者名:大石あきこ【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2022/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065282984

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内容説明

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仮想敵をつくって対立を煽る維新と
橋下徹氏の圧力に
政治家・大石あきこが抗う理由とは?

分断を生む「維新政治」で
本当にいいのだろうか?

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橋下徹さんの世界観は、大阪の地域政党
「大阪維新の会」に引き継がれ、
その後、国政政党「日本維新の会」へと
つながっています。

大阪を中心に全国でも支持を広げており、
2021年秋の衆院選では
野党第2党に躍り出ました。

「身を切る改革」をキャッチフレーズに
野党第1党に迫る支持率を得ています。
リベラルな政策も掲げています。

はたしてそれらの実態はどうなのか?
「維新政治」の何が問題なのか?

維新が発足してから10年あまりが
経ちました。

本書では、
この間の大阪で何が起き、
橋下さんや維新がどのような役割を
果たしてきたのかを検証していきます。

私がなぜ維新に嫌悪感を
抱かずにはいられないのかも
考察します。

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「お腹がすいた」こそが正義。
素人集団でも悪政は止められる。
草の根の力で未来を切り開こう!

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―――本書のおもな内容―――
序 章 橋下徹と私
――転機となった「14年前の出来事」
第1章 橋下徹が大阪に残したもの
――公務員バッシングで得したのは誰?
第2章 私のたどってきた道
――不安と挫折から得たもの
第3章 政治家・大石あきこ
――仲間を増やして世の中を変えるために
第4章 私が「維新ぎらい」の理由
――有権者をあざむく裏切りの“だまし絵”
第5章 息苦しさの正体
――無意味な競争、やめませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

110
直球のタイトルは秀逸だが、内容は…。維新政治に対して「役に立つか立たないかで分断」「強権的な行政運営」「公務員はシロアリと罵倒」「仮想敵を作って対立を煽る手法」との指摘は的確だが、好き嫌いレベルで批判するのは、喧嘩上等の橋下氏・吉村氏の思う壺である。きちんと政策論で戦いを挑んでほしい。私は、教育行政基本条例や学校安心ルールなどの教育改革を見れば、非寛容で差別と分断を助長する維新の本性が分かると思うのだが…。更に、ドヤ顔で演じる維新の劇場型ドラマを持て囃す在阪メディアの、共犯者としての責任は余りにも大きい。2023/02/15

Y2K☮

29
山本太郎は「頑張らなくてもいい社会」と言い、著者は「サボっても怒られない社会」と言う。この微妙な違いが大きい。安全保障においても、太郎氏はアメリカからの真の独立を果たすための将来的な憲法改正の必要性をわかっていた。一方著者の主張は戦後左翼の定型文に近い。移民の制限=排他主義という見方も短絡的。ただ維新及び大阪都構想の欺瞞看破は秀逸な仕事。彼らの実態はメディアを使った「やってる感」のイメージ戦略に裏打ちされたポピュリズムと巧妙な新自由主義だと思った。著者には「立憲的改憲」「西洋の自死」などの本を推薦します。2022/09/09

しんすけ

23
橋下徹が大阪府知事に就任した当時、大石あきこは府の職員だった。橋下徹の最初の挨拶のときから二人は犬猿の仲になったようだ。 無駄を省くという橋本の考えが、府の職員の仕事量をさらに増加さえることが明らかだったからだ。大石あきこはそれに反発した、 橋本は鷹揚に受けはした。だが近くにいた職員は、橋本が怒りで燃えていたこと伝えてる。 橋本に限らず維新は無駄をなくすと言いながら、無駄を図書館や教育施設、さらには病院までを対象にし、統廃合を進めている。2022/11/29

Tomomi Yazaki

14
思い出しました!あの人があなたでしたか!橋下知事に食ってかかった勇ましい女性職員。そんな彼女の国会での発言を聞いていると、とても心地よい。敢えて感情を抑え、淡々と抑揚もなく攻めて喋る内容は、それとは裏腹に強く、そして深く真実を語る。時折り感情をあらわにする山本太郎より人の心を打つ。兵庫県知事がパワハラで叩かれてますが、橋下知事はそれ以上のパワハラで自殺者が9人!でも当時のマスコミが彼を絶賛。狂っている!その橋下徹からの訴状による裁判に、あなたは勝訴しました。それが日本の未来への光と、私は信じます。2024/09/22

こまごめ

13
大石あきこ氏の大阪府庁で働いていた時の橋本府長政権下のリアルな実態かられいわ新選組の考え方の入門に繋がるような内容です。 当初は山本太郎だけの組織でしたが、大石氏や水道橋博士など個性的なメンバーが増えてきて組織として少しづつですが成長してきてると思います。 本書の趣旨から外れますが特定枠で天畠大輔氏が当選した時のネットの書き込みが同じ人間なのか?と疑問に思うほど酷かったですね。特定枠の仕組みに問題があるのはわかりますがハンデがあるからといって人間性まで否定する書き込みは理解出来ません。2022/09/17

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